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マーケティング手法11種類!重要性と手順を解説します! マーケティングは、サービスやブランドの周知において重要なカギをにぎっています。そんなマーケティングの目的や手法などはご存知でしょうか。 今回は、「そもそもマーケティングとは?」という基本的な情報から、マーケティングのさまざまな手法まで解説します。また、マーケティングの基礎的な手順についても簡単にお話します。 マーケティング初心者の方から、マーケティングの効果がイマイチ得られていないと感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

1.マーケティングとは

マーケティングの手法をご紹介する前に、まずはマーケティングとは何かを簡単にご説明します。マーケティングとは、サービスが売れる仕組み作りのことです。 よく勘違いされやすいのですが、マーケティングは単にサービスの販売方法ではありません。 目指すべきマーケティングは、顧客のニーズを探り、そのニーズに合ったサービスを生み出して、自然と売れる状態を作ることです。 つまり、こちらから積極的に顧客に売り込みをしなくても、勝手に顧客がサービスを購入していく仕組みを作るのがマーケティングなのです。 ▼あわせて読みたい マーケティングに役立つ資格とは?取得するメリットとおすすめ16選 マーケティングの8種類の勉強方法を紹介!最新のトレンド手法も解説 ホワイトペーパーのマーケティングでの活用法とは?DLサイト紹介も!

2.マーケティングの重要性

マーケティング手法11種類!重要性と手順を解説します! マーケティングは日本国内においても、時代によってはまったく不要なものでした。 特に戦後、物資が不足していた時代は、物を作って売りさえすれば必ず売れていたからです。 しかし、物が十分に流通しあふれている現代の状況においては、生産すれば売れるとは限らなくなりました。人々の需要が満たされ、さらに他社との競争も激しくなってきているため、売上も上がりにくくなってきています。 そこで、売れる物を作って多くの人にサービスやモノを売るために、マーケティングが重要になったのです。 知識や分析力、市場の動向を常にキャッチするアンテナなど、マーケティングにはさまざまな要素が必要ですが、 ・価格戦略に頼らない売れる仕組みができる ・コスト減を目指せる などのメリットがあります。 マーケティングは、物のあふれているこの社会環境で、事業拡大や売上向上には欠かせない事業戦略のひとつなのです。 マーケティングの言葉の意味や目的が分かったところで、マーケティングの手法を確認していきましょう。

3.マーケティングの手法11種類

マーケティング手法11種類!重要性と手順を解説します! マーケティングの手法を11種類ご紹介します。マーケティングの手法は主に4つのタイプに分けることができます。 4つのタイプとは、 ①マスマーケティング ②WEBマーケティング ③ダイレクトマーケティング ④ゲリラマーケティング です。 そして、その4種類のマーケティング手法の中に、さらに細かい手法が存在します。 4つのマーケティングの手法と、さらにその中に分類されるマーケティングの手法についてお話します。

①マスマーケティング

マスマーケティングとは、マスメディアを利用した手法のマーケティングです。 マスメディアによる発信は、大勢の人に向けているのが特徴です。具体的には、テレビ、新聞、ラジオ、雑誌などを使用して発信します。 とにかくたくさんの人に向けて発信し、大量に製品やサービスを販売するのが目的です。 ただ、マスマーケティングは費用がかかるため、ある程度の規模の企業にのみ選べるマーケティング手法です。 また、近年はテレビ、新聞、ラジオ、雑誌といったマスメディアが衰退しているため、マーケティングの手法としては以前より主流ではなくなっています。

②WEBマーケティング(デジタルマーケティング)

現在、マスマーケティングに比較して、拡大傾向にあるのがWEBマーケティングという手法です。 WEBマーケティングとは、その名の通りWEB上で行われるマーケティングのことを指します。 WEBマーケティングには、具体的に以下のような手法があります。 ▼WEBマーケティングの手法1 SEO SEOとは、「検索エンジン最適化」を意味する英語の頭文字を取った言葉で、そのSEOを利用したマーケティング手法が存在します。検索エンジンで上位に表示させるためにさまざまな施策をするのが、SEOマーケティングです。 広告費などの費用がかからないのが特徴です。 ▼WEBマーケティングの手法2 リスティング広告 リスティング広告とは、検索結果に合った内容の広告を表示する手法です。「検索連動型広告」とも言われます。広告なので掲載費はかかりますが、ユーザーが知りたい情報と内容が合っているのと、検索結果の上部に表示されるという点から、ニーズを満たしやすいという特徴があります。 ▼WEBマーケティングの手法3 アフィリエイト アフィリエイトは、「成果報酬型広告」とも言われるWEBマーケティングの手法です。アフィリエイト用の広告を作り、ASPに登録するという流れで行われます。成果報酬型なので、成果がなかった場合の費用面のリスクを抑えられるのが特徴です。 ▼WEBマーケティングの手法4 SNSマーケティング SNSマーケティングとは、SNSで企業のアカウントを作り、顧客とコミュニケーションを取るという手法のマーケティングです。 このマーケティングの手法では、Facebook、Twitter、Instagram、LINEといったSNSを使うことが多いです。 アカウントを開設することで、そのサービスに興味を持った顧客を集められるうえ、投稿を通してプロモーションができるのも特徴です。 最近では、SNSが購買のきっかけとなる消費者が多いことから、SNSマーケティングを取り入れる企業が増えています。

③ダイレクトマーケティング

ダイレクトマーケティングとは、企業が顧客とコミュニケーションをはかるマーケティング手法です。 あらかじめ消費行動の情報など、顧客のニーズをよく分析したうえで行われることと、一方向の発信ではないのが他のマーケティング手法とは大きく異なっていると言えるでしょう。 ダイレクトマーケティングに当てはまるマーケティングの手法を4つご紹介します。 ▼ダイレクトマーケティングの手法1 Eメールマーケティング Eメールマーケティングとは、その名の通りパソコンやスマホで受け取るEメールを使ったマーケティング手法です。 メールマガジンをはじめ、ステップメールなども指します。SNSが盛んになってきた近年ですが、対企業でのマーケティングにおいては、まだまだEメールを使用したこの手法が使われています。 ▼ダイレクトマーケティングの手法2 ダイレクトメール ダイレクトメールときくとスマホやパソコンのEメールがまず思い浮かびますが、この場合のダイレクトメールは手紙やハガキのことを指します。 また、この際に送る手紙やハガキは、やみくもに送るのではありません。 送付するターゲットを見極め、さらに内容も顧客に合ったものにするのがポイントです。発信する相手と発信する内容を吟味することで、顧客とコミュニケーションをはかることができます。 ▼ダイレクトマーケティングの手法3 テレマーケティング テレマーケティングとは、電話(telephone)によるマーケティングの手法です。 従来から用いられているマーケティングの手法であり、スマホやパソコンにうとい世代の顧客にも有効なのが特徴です。 企業から顧客に電話をかけるアウトバウンドと、顧客からの電話を受けるインバウンドの2種類があります。 電話という従来からのコミュニケーション方法なので、顧客の生の声を把握できるのは企業にとって有益な情報を得られやすいです。

④ゲリラマーケティング

ゲリラマーケティングとは、人々が想像できないような形で発信して、サービスやブランドを周知させる手法です。 人々を驚かせたり、強い興味をひかせたりするのがポイントであり、企業の大小や知名度を問わずにできます。また、SNSでよく言われる「バズる」に成功すれば、高い広告の効果を狙える可能性があるのが特徴です。 ゲリラマーケティングを用いたマーケティング手法には、以下のようなものがあります。 ▼ゲリラマーケティングの手法1 体験型マーケティング 体験型マーケティングとは、商品やサービスを実際に顧客に体験してもらうことで、その良さを実感させるのを目的としたマーケティング手法です。 例えばビールの試飲など、飲食業界で多く用いられる手法でもあります。また、Amazonのプライム会員の無料体験など、トライアルもまた体験型マーケティングに分類されます。 ▼ゲリラマーケティングの手法2 バイラルマーケティング サービスの認知を目的に、SNSなどで口コミという形で情報を発信する手法です。口コミを重視する昨今の風潮からも、有効な手法とされています。 広告であることを明かさないのが特徴です。 その点はステルスマーケティング(ステマ)とも似ており、実は広告だと知られると、顧客の信頼を失う可能性があります。 ▼ゲリラマーケティングの手法3 アンビエントマーケティング アンビエントマーケティングとは、電車のつり革やエスカレーター、階段、エレベーターなど、日常の場所に広告を載せる手法です。 電車やバスのラッピング広告もこのマーケティング手法に当たります。 日常でよく目にするからこそ、サービスやブランドが印象が残りやすいのが特徴です。

4.マーケティング手法の具体的な手順

マーケティング手法11種類!重要性と手順を解説します! マーケティングにはさまざまな手法があります。 しかし、どの手法も効果的に自社のサービスやブランドをユーザーに周知するという目的は同じです。 効果的にユーザーに周知するための、マーケティングの具体的な手順についてお話します。 ▼マーケティング手順 STEP 1 市場分析 マーケティングを成功させるために、まずは市場の分析から行います。マーケティングを成功に導くには、まずは綿密な分析をして方向性を決定することが大切です。 自社と同様の業界の内部と外部の両側のリサーチから始まり、自社の強みや顧客に提供できる価値を検討していくのです。 このとき、 ・PEST分析 ・3C分析 ・SWOT分析 といった考え方を用いるのが一般的です。 この分析のフレームワークについて詳しく知りたい方は、下記の関連記事も参考にしてみてください。 マーケティング戦略に有効なSWOT分析!効果を上げるコツを解説 マーケティングのフレームワークとは?役立つ具体例もご紹介! ▼マーケティング手順 STEP 2 セグメンテーション(市場細分化) 分析を行った後は、続いてセグメンテーション(市場細分化)を行います。セグメンテーションは、市場分析とは異なり、顧客のニーズにスポットを当てた分析のことです。 地域や業種など、ターゲットを細分化していくのが目的です。 セグメンテーションについては、下記の関連記事でも詳しくご紹介しているので、参考にしてみてください。 マーケティングの要となるセグメンテーションとは?成功事例も紹介 ▼マーケティング手順 STEP 3 ターゲティング ターゲティングは、分析をふまえて、自社のサービスやブランドが、どの市場にいる顧客をターゲットにするかを明確にしていくステップです。 ▼マーケティング手順 STEP 4 ポジショニング ポジショニングは、ターゲティングで確定したターゲットに、どのように自社のサービスやブランドを売り込んでいくのかを考えます。ターゲットの心に響くセールスポイントを決めるステップです。 ▼マーケティング手順 STEP 5 戦略立て 戦略立てのステップは、ここまでのステップで明確化した内容をもとに、実行に移すための戦略を組み立てるステップです。 ▼マーケティング手順 STEP 6 実行 実際に戦略を実施するステップです。 ▼マーケティング手順 STEP 7 評価 実行した後は、その効果の検証を必ず行います。マーケティングにおいて、事前の分析も重要ですが、その後の管理や評価も同じくらい重視されます。 評価は、うまくいかなかったのならどのステップでの分析や戦略が間違っていたのかなどを調査し考察し、改善していきます。

5.マーケティング手法まとめ

マーケティング手法11種類!重要性と手順を解説します! マーケティングの重要性やマーケティングの手法などについてお話ししました。 これからマーケティングに着手しようとしている方は、これから何をすべきか具体的なイメージがわきましたか。 マーケティングには分析や効果測定など、多くの専門的な経験や知識、時間を要します。 しかし、物が売れにくい変化の時代で、企業が生き残っていくカギとなる重要なものです。 マーケティングの手法は実にさまざまなので、自社の業界や販売したいサービスに合わせた手法を取り入れてみてください。 「BIZMAPS」では170万を超える企業データを無料で公開しています。会員登録で月100件までなら無料でダウンロードができます。競合他社の分析や市場分析の支援にご活用ください。 詳しくはこちら また、「マーケメディア」は企業のマーケティング・広告・営業担当者をサポートする、資料ダウンロードサイトです。 Webマーケティングに関する資料もありますので是非、利用してみてください! 詳しくはこちら その他、マーケティングに役立つ情報はこちらから! ペルソナとは?マーケティングにおける役割や設定方法を徹底解説! マーケティングコミュニケーションとは?目的と重視される理由を解説 マーケティングファネルとは?その活用方法と有効性を解説

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