MASA 0 Comments
リーダーシップを発揮する決意表明の作り方とは?今すぐ使える例文付 リーダーになると昇進時や会計年度や半期・四半期の冒頭、月初などの節目に、チームメンバーの前で自分自身としての「決意表明」を発表する機会があります。リーダーになるまではそのような機会があまりないので、何を言うべきか、どのように語るべきかわからない人が多いかもしれません。 今回の記事では、リーダーがリーダーシップを発揮する決意表明の作り方を、状況別で例文を交えて解説します。

リーダーシップを発揮する決意表明とは?

リーダーシップを発揮する決意表明の作り方とは?今すぐ使える例文付 「決意表明」とは、そもそもその人が心の中に抱いている決心を言葉にすることです。一般に役職を持つリーダーの立場の人たちは、節目となるさまざまな機会に決意表明を促されます。 会計年度の冒頭や新年の仕事初めの日、役職就任時や人事異動で部署を変わった初日など、新しい環境が始まるときです。 目標と決意表明の違いは、前者は数値的な理想であり、後者はその目標を達成しようとする決心や思いを言葉にするものであるということです。 決意表明の段階でリーダーシップを発揮するためには、「卑屈ではない謙虚さ」と「周囲への感謝にあふれつつも自信を感じさせること」などの、リーダーとしてのバランスの良さが生命線です。

昇進時にリーダーシップを発揮する決意表明

リーダーシップを発揮する決意表明の作り方とは?今すぐ使える例文付 多くの職場でリーダーの役職に昇進した機会に、決意表明を促されます。一般的には就任した日の朝礼やミーティングなどで、その機会はあると考えてよいでしょう。ここでは、そういう役職就任時にリーダーシップを発揮する、決意表明のポイントと例文をご紹介します。 例文は同じ設定でも、それぞれの語り口が少しずつ異なるものを選んでいます。自分のキャラクターや職場の雰囲気から、合うと思えるものを参考にしてください。

昇進時にリーダーシップを発揮する決意表明のポイント

昇進の際にリーダーシップを発揮する決意表明のポイントを見ていきましょう。 まず大前提として、昇進は一人で手にした機会ではなく、周囲の人々の支持と協力がなければ得られないという認識に立って語ることが非常に重要です。そうでなければ、「自分ひとりの力で昇進したと思い上がっている」と思われかねません。 その上で決意表明においては、以下の4つの点にフォーカスしましょう。 ・上司と同僚に感謝する ・謙虚でポジティブに語る ・長過ぎないよう簡潔に語る ・事前に練習をしておく 個別に見ていきましょう。

上司と同僚に感謝する

昇進の決意表明を語るときは、あなたを支援してくれた上司と同僚に心からの感謝を表明しましょう。 上司の推薦で昇進したり、昇進試験に臨む際に応援・協力してくれた仲間がいたりしたのではないでしょうか。そのような経験を通して得た昇進なら、その方々に対して深い感謝の気持ちを込め語ることがリーダーシップを感じさせます。

謙虚でポジティブに語る

昇進は当然喜ばしいことですが、そこで有頂天になって謙虚さを忘れるのはNGです。まだ未熟であると自覚し、継続的に成長の努力をする心構えが、決意表明に反映できていなければ、リーダーシップは発揮できません。 謙遜さに加え、今後も努力を惜しまず、会社に貢献するポジティブな姿勢と具体的な目標を加えるのも良い方法です。

長過ぎないよう簡潔に語る

> 全社朝礼や部署の朝礼で昇進の決意表明を話すときは、最小限の内容だけを入れながら短く簡潔にいきましょう。 昇進は同じ職場の仲間や先輩にとっても、基本的には喜ばしいことです。しかしながら、それぞれのメンバーは忙しい日々を送っていることも考慮しましょう。誰しもいたずらに冗長な決意表明を聞くのは、快くありません。

事前に練習をしておく

誰しも多くの人の前で話すことは、多少なりともナーバスあるいは緊張状態に陥りがちです。まして昇進の挨拶を兼ねた決意表明であれば、さらにそうでしょう。語る内容をスッキリと整理してまとめ、長すぎないかを確認し、事前に練習しておきましょう。スムーズに話せるよう、繰り返し練習してください。 なお、例文を参考に決意発表を作るのはよいですが、例文をそのまま使用しないことをおすすめします。自分の言葉で書いていない決意表明は、テンプレート感がどうしても出てしまい、違和感の要因となります。それではリーダーシップを発揮できません。 例文をもとにしつつも、あくまで自分の状況に合わせて自分の言葉を考えてみてください。

役職就任時にリーダーシップを発揮する決意表明例文

【例文:A】 みなさま、私は〇〇〇〇〇(名前)と申します。この度、〇〇〇部〇〇長に任命されました。 そもそも力のない私がこのような役職に推されましたのは、周りの方々のおかげとしか言えません。これまで私は与えられるばかりでしたが、これからはともに働く方々に、素敵な環境とチャンスを提供できる人を目指します。 まだまだ至らないところばかりですが、最善を尽くしてまいりますので、どうかお力添えを賜りますようお願い申し上げます。 【例文:B】 この度、〇〇〇部〇〇長を拝命いたしました、〇〇〇〇〇(名前)でございます。 入社以来、根気よく指導してくださった先輩たちをはじめとするすべての方々の声援に力を得て、重要な役職に任命されましたことに心から感謝しております。 これまで積み重ねてきた経験を生かし、みなさまが満足できる結果を得るために、役職名に恥じることのない広い視野で誠実に取り組んでまいります。まだまだ足りない部分が多く、ご迷惑をお掛けするかと存じますが、与えられた責任を果たすために最善を尽くします。どうかご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。 【例文:C】 私の名前は〇〇〇〇〇です。本日付けで〇〇〇部〇〇長に任命されました。 私はこの役職に任命されたことを、大変光栄に存じます。これまで暖かく見守ってくださった上司と同僚のみなさまの応援に、心から感謝します。 このように重要な職責を担うことになり、改めてその責任の重さに身が引き締まる思いです。若輩ではございますが、当社の将来のために最善を尽くす覚悟です。今後も、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

期初にリーダーシップを発揮する決意表明

リーダーシップを発揮する決意表明の作り方とは?今すぐ使える例文付 期初、つまり会計年度の初めや半期、四半期、新年の年頭などにリーダーが決意表明を促されることは多いです。ある程度の人数の会社なら、大抵そういう場があります。期初の朝礼やミーティングなどの場において、役職のある人が下から順に決意表明を語ることも多いです。 ここでは期初にリーダーシップを発揮する決意表明のポイントと例文をご紹介します。

期初にリーダーシップを発揮する決意表明のポイント

期初に決意表明を語る機会は、直前の実績が良い場合も悪い場合もあるので、以下の2つのポイントに留意して決意表明文を作りましょう。 ●外部環境に触れる ●内部の課題解決への意欲を伝える それぞれを見てみましょう。

外部環境に触れる

まず、経済や産業環境がどのようなものであるかに触れましょう。これはあなたの決意に客観性を持たせるためです。 この時、くれぐれも独りよがりや思い込みではなく、誰もが共感できるような表現を使いましょう。失敗しないためには、原稿を書いたら周りの人々に少しでも変な感じがしないか聞いてみるのが賢明です。

内部の課題解決への意欲を伝える

外部環境を客観的に述べた流れから、続いて内側に目を向けて内部の課題を解決する意欲を、決意表明に盛り込みましょう。 前期実績が良かった場合は、さらなる発展への決意表明となります。前期実績が悪かった場合は、そのことを真摯に受け止め、教訓として活かしつつリカバリーする深い決意を込めた決意表明です。 いずれの場合も、単に精神論的な努力を強調したり、数字の目標を声高に言及したりするのではなく、具体的な戦略に簡潔に触れつつ締めくくります。

期初にリーダーシップを発揮する決意表明例文

【例文:A|前期の実績が良かった場合にさらに発展を目指す決意表明】 昨年、XX業界全体が困難を経験しましたが、当社として地域目標を達成することができました。これも〇〇〇〇部のみなさまによる真摯な努力の結果です。 本年は、当社の発展にさらに貢献するために、既存顧客の新しいニーズを引き出し、市場をさらに創造するために日々の業務を推進したいと思います。どうかさらなるご協力をお願いします。 【例文:B|前期の実績が悪かった場合の反省とリカバリーへの思いを込めた決意表明】 昨年、業界全体が苦労していた中で、私の力不足から多くの方々に迷惑をかけました。 本年はその教訓を十分に生かして新規開拓に邁進し、〇〇〇〇部、ひいては当社の発展のために最善を尽くしてまいりますので、今後もお力添えをお願いします。

まとめ

リーダーが自分の決意表明を語る際にリーダーシップを発揮するためのポイントを解説し、状況別のさまざまな例文をご紹介しました。 自分の真摯な決意とビジョンを反映した言葉であれば、聞く人の心に響くはずです。企業のリーダーのみなさんは、決意表明について考える際には、ここでご紹介した情報を参考に、ポイントを押さえた決意表明文を作ってください。 また、管理職や決裁者・経営幹部のみなさんはビジネスチャンスを逃さないように、掲載された企業データベースを効率的に案内できる情報サービスBIZMAPSを活用し、営業戦略に役立ててください。 毎月100社まで法人データを無料でダウンロードが受付できるBIZMAPSは、さまざまな属性や条件、事項で検索・表示して閲覧できます。企業の法人営業担当のみなさんは、営業のアプローチを模索する際に価値を発揮しますので、ぜひお気軽にご利用ください。 ▼日本最大級の企業DB【BIZMAPS】で営業対象企業を探す▼ ▼営業リストについてはこちらの記事を参考にしてください。 最新企業データベースを無料提供するサービスとは?【法人営業担当者必見】 営業リストを無料で作成する方法を解説!おすすめツール3選もご紹介 営業リストで新規開拓の成果が変わる?営業効率をアップさせるリストの作成方法とおすすめサービス ▼管理職・決裁者・経営幹部の方向けのコンテンツはこちらです。 【組織再編の基本】その手法やメリットを分かりやすく解説します。 新規事業の組織を立ち上げるプロセスとチーム育成のコツを解説 組織心理学とは?企業の生産性と従業員エンゲージメントを科学する! コーチング型マネジメントとは?従来型との違いやメリットを解説! 組織構造とは?主な形態とそのメリット・デメリットを徹底解説! また、マーケメディア(マーケティングの仕事をサポートするサイト)ではマーケティング用の資料がダウンロードできます。デジタルマーケティングの重要度が増す中で、マーケティング情報面でみなさんの仕事をサポートいたします。 マーケメディアでマーケティング資料をダウンロードする

無料で使える企業検索サービス

営業リスト・法人企業リスト