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そもそも売上とは?
そもそも「売上」とは、なにを指し、どのように算出されるものかご存知でしょうか?「売上は製品やサービスを売って得た金額のことだと認識しているが、算出の方法は知らない」「厳密になにを指すか、どのように算出されるかと聞かれると答えられない」という方もいらっしゃるかもしれません。 そもそも売上とは、以下の3つの要素から成り立っています。 ・集客数:獲得した見込み客の数 ・成約数:見込み客のうち、実際に成約した数 ・客単価:顧客あたりの単価 実際のビジネス現場では、見込み客以外の顧客から急に注文が入るケースもあり、上記の3要素だけで売上を定義することは難しいかもしれません。しかし、企業の「売上向上」を考えるときには「売上=集客数×成約数×客単価」という算出方法を基本にすると良いでしょう。 売上向上を目指すとき、売上金額だけに注目するよりも、集客数や成約数(成約率)、客単価の数字にも着目して施策を考えるのが効果的ですよ!売上向上に効果的な方法
売上の向上を目指す企業や管理職のみなさんに是非、知っておいて欲しいのが以下の3つのポイント! どれも売上向上を目指すための基本的な方法・考え方です。これをおさえておけば、売上向上に向けた具体的なアイディアや施策を考えやすくなるはずです! 「売上向上のための施策を任されたが、なにから手を付ければ良いかわからない」「具体的な施策を考える前に、売上向上に効果的な方法を知りたい」という管理職のみなさんは是非、以下の内容を参考にしてみてください!新規リードや顧客の獲得
前述の通り、売上を左右する重要な要素である集客数。集客とは単に人を集めることではなく、見込み客を集めることを指します。 つまりリードの獲得です!売上の向上を目指すとき、どうしても成約数や客単価に目が行ってしまいがちですよね。しかし新規リードの獲得や新規開拓に注力すれば、売上につながる3要素の1つである「集客数」が増大することになります! リードの獲得についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。是非、参考にしてみてください↓ 「リード」について徹底解説!営業とマーケティングにおける意味の違いとは?顧客へのナーチャリング
売上向上のためには、顧客へのナーチャリングも非常に有効な方法です。成約数や成約率にも大きく関係する顧客へのナーチャリング。売上向上を目指す場合、「とにかく広告を出して多くの人に知ってもらおう」「自社製品・サービスの良さをもっとアピールしよう」と考える方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、ただやみくもに集客したり、広告を出したりするよりも、顧客への情報提供や自社製品・サービスの価値提供を意識してナーチャリングをする方が売上向上には効果的ですよね。 ナーチャリングについてはこちらの記事でも詳しく解説しています。是非、チェックしてみてください↓ リードナーチャリングとは?見込み顧客育成の重要性やメリットを解説客単価を上げる
客単価を上げれば必然的に売上は向上します。では客単価を上げるにはどうしたら良いでしょうか。「商品代金を高額に設定すれば良いだろう」と考える方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、顧客は商品・サービスと金額が釣り合っているかどうかについてはシビアな目を持っていますよね。単に商品代金を高額に設定しても売上の向上効果は期待できません。 重要なのは客単価を上げることですよね。客単価を上げるには、メインで販売したい商品に関連する別の商品を同時に紹介するのが有効です。また、顧客の潜在的なニーズを発掘して、よりハイグレードな商品を紹介するのも良い方法でしょう。 顧客のニーズを満たす提案ができれば、セットでの成約や、アップグレードしての成約によって客単価が向上することが期待できます。売上向上の具体的なアイディア5選!

社員の教育
売上向上のためには、企業全体としての戦略や施策も重要ですが、それと同時に現場で働く社員の意識向上も重要なポイントです。社員の中には「売上向上を目指すなら、お客様により高額な商品を販売しなければ!」「新規のお客様にも、どんどんハイグレードな商品をおすすめしよう!」と考える方がいるかもしれません。 実際に現場で働く社員に向けて、売上向上のための方針や具体的な期間・数字目標を共有したり、「売上とは?」「売上向上を目指すにはなにが必要か?」などといったポイントについて社員教育を実施すると良いでしょう。 売上向上を実現するには、現場の社員の協力と活躍が必要不可欠です!社員への情報共有や教育・育成に注力してみましょう。新規顧客の獲得に向けた集客
前述の通り、売上の向上を実現するには集客数を伸ばすことが重要なポイントです。新規顧客の獲得に向けて集客に注力しましょう。 扱う商品やサービスによって効果的な集客の方法は異なります。最近ではWebサイトやSNSを使用して新規顧客を獲得する、Web集客・SNS集客が注目されていますよね。現在の日本では、多くの人がPCやスマホを使用してオンライン上で情報収集をしています。 Web集客・SNS集客はテレビCMや新聞広告よりも、新規顧客の集客に効果的だという側面もありますので是非、検討してみてください! 集客・マーケティングについてはこちらの記事でも詳しく解説しています!是非、チェックしてみてください↓ マーケティング手法11種類!重要性と手順を解説します!顧客のニーズを反映
売上の向上を実現するには、見込み客の育成が重要だと解説しました。見込み客を商品購入に繋げるためには、ニーズを的確に汲み取って営業・販売方法に反映する必要があります。 見込み客が抱える課題や悩みはなにか、それを解決してどのようになりたいのか、解決するために自社商品がいかに有効か、といった点に着目して、顧客に寄り添った営業をすると良いでしょう。既存顧客へのアプローチ
すでに取り引きのある既存顧客に対しても、継続してアプローチすることで追加売上がたつ可能性があります。関連商品や新商品の紹介などを通して良い関係を続けておくのが重要。継続してアプローチをすることで、顧客の新たな課題を発掘し、自社商品の訴求に繋げることもできるでしょう。 売上向上を目指すとき、新規顧客の開拓ばかりに注力しがちです。しかし既存顧客はすでに取り引き経験があり、関係性も築けていますので、継続的な売上や追加売上をたてるのに効果的だと言えるでしょう。成果や目標を明確にする
売上向上の具体的な成果目標を明確にしましょう。単に「売上を伸ばしていきましょう」というより「〇~〇の期間で〇%の売上アップを目指しましょう」「長期的な売上向上に向けて〇月は新規顧客の集客率を〇%向上させましょう」というような具体的な成果目標がある方が、現場の社員はやりやすいですよね。 具体的な成果目標があると、社員1人1人の行動指針が明確になるとともに効果測定もしやすくなります。売上向上を実現した企業の成功事例
ここからは、実際に売上の向上を実現した企業の成功事例をいくつかご紹介します。本記事でも述べてきた通り、企業の売上向上の施策は、中長期的な視点で考える必要がありますよね。 「すぐに数値改善ができない分、成功イメージを掴みにくい」「社員への情報共有や教育にあたり、具体的な成功イメージが必要である」とお考えの管理職の方も多いのではないでしょうか。 ここでご紹介する企業の成功事例を参考にして、売上向上に向けてどのような課題に着目し、どのような施策で解決を目指し、どの程度の期間で売上向上を実現したのか、などを考察してみてください!しまむら
しまむらは株式会社しまむらが運営する衣料品販売店です。手頃な価格が魅力の衣料品販売店ですが、最近ではSNSでの情報発信をしたり、ECサイトを新設したり、新たなブランドを立ち上げたりして、若年層を中心とした新規顧客の獲得に成功しています。従来のメイン顧客層とは異なる世代の顧客を獲得したことにより、売上の向上が実現しました。 また、SNSを中心とした情報発信により、マーケティング・集客に成功しています。特に若年層の顧客の「安くて良い商品の情報をインターネット上で収集する」という行動傾向や「自分が購入した、良い商品の情報を発信したい」顧客心理を的確に把握して、新規顧客の獲得に注力した結果だと言えるでしょう。 株式会社しまむらamazon
amazonはアマゾンジャパン合同会社が手掛ける大手通販サイトです。日用品やプレゼントの購入など、あらゆるシーンで利用した経験のある方が多いのではないでしょうか。日本のみならず世界でも最大手と言われる通販サイトですが、実は既存顧客に対する施策によってさらなる売上向上に成功しています。 顧客が購入した商品に類似する商品や関連商品、新モデルの商品などを「おすすめ」や「広告」として表示させることによって、既存顧客の追加売上の向上を実現しています。 また近年の新型コロナ感染症の流行を受けて、置き配のシステムを構築しましたよね。社会情勢に合わせて、顧客も配達担当者も安心してサービスを利用できるような仕組みを迅速に整えたことで売上向上に成功しています! アマゾンジャパン合同会社成城石井
成城石井は株式会社成城石井が運営する、高級・輸入食料品を中心に扱うスーパーです。現在の日本では、新型コロナ感染症流行の影響もあり、様々な部分で消費行動が落ち込んでいると言われています。 そんな中、消費者の「価格の安さだけではなく、食の安全性や品質にもこだわりたい」「日本のスーパーではなかなか目にする機会のない、珍しい商品を購入したい」というようなニーズを把握し、商品ラインナップに反映したことで、売上向上に成功しています。 商品を安く購入したいという消費者が多い中、低価格路線とは一線を画した戦略が一定の顧客のニーズを捉え、支持された結果と言えるでしょう。 株式会社成城石井売上向上と同時に意識したい業務効率化

まとめ
企業の成長にとって重要な売上向上について詳しく解説しました。社員が一丸となって売上向上を目指すには、明確な目標設定や社員教育、具体的な行動指針や施策が必要です。 売上向上を目指す企業のみなさん、具体的な施策をお考えの管理職のみなさんは是非、本記事の情報を参考にしてみてください! マーケメディアでは、企業のマーケティングや広告、営業担当者のみなさんに向けて、様々なお役立ち資料を公開しています。無料の会員登録をすれば資料のダウンロードが可能ですので是非、ご利用ください! また、BIZMAPSでは170万社以上の企業データを無料で公開しています。無料会員登録で、月間100件までの企業データをダウンロード可能。業務効率化にも役立ちますので是非、ご活用ください!無料で使える企業検索サービス
