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営業メールお礼 営業の後に送るメールの正しい書き方はご存知ですか? なんとなくお礼のメールを送っている方もいるかもしれませんが、このメールが商談の成立・不成立を左右することもあります。 今回は、訪問の後に送るお礼のメールに必ず書きたい内容や、メールのマナー、商談成立の追い風となりそうな好印象なメールのポイントなどをご紹介します。 最後にお礼のメールの文例集もありますので、ぜひ参考にしてみてください。

営業のお礼メールの書き方

営業の後のお礼メールの役割やマナー、書き方などをご紹介します。 お礼メールの文例もいくつか載せましたので、実際にお礼のメールを送る際の参考にしてください。  

営業のお礼メールのメリット

お礼のメールを送ることによるメリットを4つお話します。  

メリット① 次回の約束ができる

もし、商談中に次回以降の約束をしていなかった場合でも、メールの中で約束や提案ができます。 商談後にメールも送らなかった場合も、どこかのタイミングで連絡を取ると思います。 しかし、全開の紹介から時間が空いてしまっている分、「誰だっけ?」となる可能性が高いです。 商談直後に高まっていた顧客の温度感は、連絡を取らないでいると下がる一方だからです。 そうなると、次回につなげるのがなかなか難しくなります。 次回の約束など今後について相談しておくなら、お礼のメールの中でするのが適したタイミングと言えるでしょう。  

メリット② 成立につながることがある

お礼のメールにより、商談が成立することもあります。 お礼のメールがなかったら、そのまま終わってしまったかもしれない商談も、顧客への最後のひと押しをしてくれることもあるのです。 もちろん、もうひと押しまでするには、送るメールの内容を工夫する必要はあります。 それでも、商談成立の決め手となる可能性もあるということを意識してメールを送りたいところです。  

メリット③ 覚えてもらえる

お礼のメールを送ると、顧客にあなたのことを覚えてもらいやすくなります。 営業マンとして、顧客に顔を覚えてもらえることはとてもメリットのあることです。 例えば、営業をした顧客が新しいサービスの導入を考えているときや、同業他社の知り合いから「良いサービス知りませんか?」ときかれたときに思い出してもらえたら、営業の可能性が広がりますよね。 特に、実際に会って、顔や声などを覚えている営業直後にメールを送ることで、相手の記憶にも定着しやすくなるでしょう。 必要なときに1番に思い出してもらえるよう、お礼のメールの内容をしっかり練りたいところです。  

メリット④ 自社のイメージアップにつながる

お礼のメールを送ることで、自社のイメージアップにつながる可能性もあります。 営業は会社の代表であり、いわば会社の顔です。 お礼なしの企業よりも良い印象を持ってもらえるのは言うまでもありません。 同業者の間で、「あの企業は営業の後、ろくにフォローもできない」などと噂になってしまったら大損失です。 丁寧なお礼や気遣いの気持ちが感じられるよう、心をこめてメールを送ることも意識しましょう。  

営業のお礼メールに必須な内容

営業メールお礼内容 営業のお礼メールを送る際に、必ず入れて欲しい内容を3つご紹介します。  

メールの必須事項① 社名と名前

社名名前は必ずメールに記載しましょう。 そもそも、メールに社名と名前が書いていないと、失礼に当たることもあります。 また、商談の直後に社名と名前を送っておくことで、顧客も覚えやすくなるという効果も期待できます。 「わざわざ書かなくても分かってくれるはず」と省略せずに、メールの序盤で何者かを名乗りましょう。  

メールの必須事項② 時間をいただいたことへのお礼

メールには、時間をいただいたことへのお礼の言葉を必ず書きます。 営業後のお礼のメールは、 ・時間をいただいたことへのお礼商談成立のお礼(成立した場合) を伝えるという目的があります。 成立に至らなくてもお礼のメールを送る理由は、ここにあります。 自社の商品を導入してくれなかったとしても、忙しい中で商談の時間を作っていただいたことは、十分感謝をするに値するからです。 商談の結果にかかわらず、心をこめてお礼を伝えましょう。  

メールの必須事項③ 今後のことについて

営業後のメールには、今後についての内容も忘れずに記載しましょう。 メールの最後に今後について触れておくと、その後の営業活動がスムーズになります。 次回の商談の日付や時間の提案、いつ頃にまた連絡をするといった内容を記載しておくと良いでしょう。  

営業のお礼メールを送る際のマナー

営業のお礼メールを送る際に守りたいマナーを3つお話します。 マナーを無視すると、せっかくのお礼のメールが失礼になることもあります。 しっかりマナーは押さえましょう。  

①その日のうちに送る

お礼のメールは、訪問したその日のうちに送るのがマナーです。 特に、営業の相手と別れて、すぐに送るのがおすすめです。 お礼のメールの目的は、顧客に感謝の気持ちを伝えることです。 そのメールを送るのに時間があいてしまうと、本当に感謝しているのか疑わしくなります。 お礼が遅れるのは失礼なことなのです。 万が一、当日中に送れなかったとしても、必ず訪問翌日の早い時間に送るように意識しましょう。  

②簡潔にまとめる

メールの内容は簡潔にまとめましょう。 特に件名は、パッと見ただけでもなんのメールなのか分かるように書くのが大切です。 日々たくさん届くメールの中に埋もれることなく、一瞬で商談の相手からのメールだと分かるのが理想的です。 また、メールの本文も簡潔にまとめることを意識してください。 相手の大切な時間を無駄にさせないためにも、必要な情報にしぼって書きます。 箇条書きや改行などを使い、視覚的に分かりやすくする工夫もしてみましょう。  

③言葉選びに注意する

メールを送る際、メールで使う言葉選びには注意しましょう。 例えば、お礼のメールでよく使いがちな「取り急ぎお礼まで」というフレーズがあります。 この言葉は、相手によっては「とりあえずお礼」というように受け取られてしまう可能性があるのです。 メールを読んだ相手がどう感じるかを想像しながらメールを書くのがおすすめです。 自信がないときは、上司に相談してみても良いかもしれません。  

さらに好印象なメールの書き方

営業メールお礼書き方 ここまでで、営業後のお礼メールの書き方は分かったかと思いますが、ここでさらに顧客の印象をアップするためのちょっとしたテクニックをご紹介します。 顧客に良い印象を与えることができ、ほかの営業マンより頭一つ抜けるでしょう。 そうすることで、営業のチャンスも広がるので、ぜひお礼のメールに取り入れてみてください。  

①テンプレではないフレーズを使う

お礼のメールを送る際は、テンプレートではないフレーズも使うようにしましょう。 「営業 お礼メール テンプレ」でWEB検索すると、そのまま使えるメールのテンプレートを見つけることができます。 それらのテンプレートは作り込まれているので、コピペするだけでもお礼のメールを送ることは十分にできます。 しかし、それだけで本当に良いのでしょうか。 営業の相手に本当に感謝し、その気持ちを伝えたいと思うのならば、自分の言葉を使った方が伝わると思うのです。 メールの大枠は、テンプレを活用した方が効率的なので、そこはコピペでも良いでしょう。 メール文の中に、 ・会話(雑談)の内容顧客の置かれている状況感想 などの情報を入れ込んでいくと、テンプレではないオリジナリティを出すことができます。 営業の場にいたからこそ書ける、相手と自分しか知りえない内容を書くように意識すると良いでしょう。 商談中はもちろん、商談の前後のちょっとした雑談の中から、メールに書けそうな内容を振り返って考えてみてください。 — 例) 先月ご入院されていたとは知らず、本日はご体調が万全ではない中お時間をいただきましてありがとうございます。 明日からまた一層暑くなるようなので、どうぞお体ご自愛下さいませ。 また、ご体調が落ち着きました頃にご連絡いたしますので、よろしくお願いいたします。 — というように、商談中はもちろん、商談の前後のちょっとした雑談の中から、メールに書けそうな内容を振り返って考えてみてください。  

②アドレス帳に登録してからメールを送る

相手の連絡先をメールのアドレス帳に登録してから送りましょう。 これは、できる営業マンの多くが、営業のお礼メールのを送る際に使っている、ちょっとしたテクニックです。 商談の始まる前、必ず名刺交換をしますが、その名刺の情報を自分のメールのアドレス帳に登録します。 登録は、「○○社○○部○○様(企業名 部署名 名前 様)」というようにしましょう。 すると、メールの表示名がただのメールアドレスから、「○○社○○部○○様」と表示されるようになります。 この表示名は相手からも見えるので、丁寧な印象を与えることができます。 細かいことですが、細かいからこそ、相手が好印象を持ってくれるのです。  

③キャラクターを出す

メールの中で、自分のキャラクターを少し出してみます。 まず前提として、お礼のメールということを忘れてはいけません。 しかし、お礼のメールも営業の一環です。 無個性な内容のメールからは、なんのチャンスも生まれません。 適度にあなたという人間味をメールにのせることで、相手は親近感がわきますし、あなたのことを覚えやすくなります。  

営業のお礼メールの文例集

営業のお礼メールの文例をいくつかご紹介します。 基本の部分はそのままコピペして使っていただいても構いません。 ただ、テンプレートをそのまま使うのは顧客にもすぐに分かってしまうので、オリジナリティを出す部分はしっかり考えて、心のこもったメールを送るよう心がけましょう。  

①商談成立にいたっていないときのお礼メール

件名 【ご面談のお礼】株式会社□□ 名前 本文 株式会社〇〇 ●●様 いつも大変お世話になっております。 株式会社□□ 営業部の△△です。 本日はご多忙の折、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。 今回ご指摘いただいた内容もふまえまして、御社にとってさらに有益なサービスをご紹介できるよう、弊社一丸となって精一杯尽力させていただきます。 また、先ほど話題にのぼりました、六本木でおいしいふぐ刺しの食べられる割烹についても、後ほど詳細をお送りいたします。ぜひご一緒できればと存じます。 今後とも、よろしくお願いいたします。 ================================= 署名 =================================

②商談成立したときのお礼メール

件名 【ご契約のお礼】株式会社□□ 名前 本文 株式会社〇〇 ●●様 いつも大変お世話になっております。 株式会社□□ 営業部の△△です。 本日は、弊社のサービス◇◇をご契約いただき、誠にありがとうございます。 御社の業務改善に少しでも貢献できるよう、弊社スタッフ一同尽力させていただきます。 個人的に、ずっと御社の主力商品「ハッスルプロテイン」のファンでしたので、このような機会をいただけて大変光栄でございます。 サービスに関しまして、疑問点や不明点などがございましたら、遠慮なくお申し付けくださいませ。担当の△△が全力で対応させていただきます。 今後とも、御社に喜んでいただけるよう、サービスの質の向上に取り組んでまいります。 何卒、よろしくお願い申し上げます。 ================================= 署名 =================================

③宿題を出されたときのお礼メール

件名 【ご面談のお礼】株式会社□□ 名前 本文 株式会社〇〇 ●●様 いつも大変お世話になっております。 株式会社□□ 営業部の△△です。 本日はご多忙の折、貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。 この猛暑の中外回りの毎日ですが、御社の緑あふれるオフィスに足を踏み入れた瞬間、すがすがしい気持ちになりました。 今回、●●様よりご指摘をいただきました価格の件ですが、社内の検討会議にて決定いたします関係で少しお時間をいただいてしまいますが、3日後の午前中までには回答いたします。 次回のご面談のスケジュールにつきましては、その際にご相談をさせていただきたく存じます。 至らぬ点も多々あるかと存じますが、誠心誠意取り組んでまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。 ================================= 署名 =================================  

まとめ

営業メールお礼例 営業の後に送るお礼のメールの内容やマナー、文例などをご紹介しました。 ぜひ、今後商談のお礼をメールで送る際の参考にしてみてください。 商談が終わるとそこで安心しがちですが、お礼のメールを送るまでが営業です。 お礼のメールは基本的な営業のマナーとも言えます。 さらに、少し工夫すると商談への追い風となってくれることもめずらしくありません。 営業はどこまで行っても人と人とのことですので、相手の心に響くような、気持ちのこもったメールの文面を考えて送りましょう。 ▼あわせて読みたい 営業メールのコツ!アポイント取得率を上げる具体的な書き方とは? 営業メールで新規開拓を成功させるコツ!例文や送信時のポイントを解説

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