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インサイドセールスメール
「インサイドセールスって、どんな内容のメールを送ればいいの?」 「インサイドセールスの営業メールをいくら送っても反応が悪い」 など、お悩みではありませんか。 電話や対面での営業であれば、ある程度は勢いやノリだけで見込み顧客に話を聞いてもらうことができるかもしれません。 しかし、それがメールとなると、「文章だけで顧客の心をつかむなんてできるのだろうか」と考えてしまいますよね。 しかし、メールによるインサイドセールスは、 ・いつでも送れる(顧客が自分の都合に合わせてメールを読める) ・使い回し可能で工数削減になる といったメリットがあります。 今回は、そんなメールによるインサイドセールスをより活用するために、メールを開封してもらうためのコツや、最後まで読んでもらうためのコツ、見込み顧客が問い合わせをしやすくなるコツなど、6つのテクニックをご紹介します。 インサイドセールスのメールを送る際のコツをつかんで、営業活動を加速化させましょう。

インサイドセールスの営業メールのコツ6選

インサイドセールスの営業メールを送る際のコツを6つご説明します。 次回のメール作成からできる簡単なことばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。

メールのコツ① テストをする

インサイドセールスメールテスト
インサイドセールスの営業メールを送る際は、テストをして効果的なメールの送信日時を割り出しましょう。 メールによるインサイドセールスは、電話や訪問とは違い、相手の都合を気にせずに行えるのがメリットです。 しかし、実はメールにも反応が良い送信時間があるのをご存じでしょうか。 一般的には、営業のメールは、火曜日・水曜日に送信するのが良いとされているのです。 月曜日は休み明けでバタバタするので、それが落ち着くタイミングでメールがチェックされやすいからかと思います。 ただ、これは一般的な話であって、営業をかける相手の業界によっても異なるかもしれません。 そこで、曜日や時間を変えてメールを送り、顧客からのリアクションが良かったのはいつなのかデータを取ってみましょう。 曜日や時間だけでなく、月の初め・半ば・末で送ってみても結果が変わる可能性もあります。 <テストしたい項目> ・月 ・曜日 ・時間 メールは相手の都合を考えなくて良いからと適当に送るのではなく、メールを送信する日時も意識することで、顧客の反応が変わってきます。 そのため、実際にメールを送信してテストをしてみるのがおすすめです。

メールのコツ② 開封される仕掛けをする

インサイドセールスのメールを顧客に開封してもらうために、仕掛けをつくりましょう。 その仕掛けは、 ・差出人 ・件名 ・返信を使う(既存顧客の場合) の3点が重要なカギとなっています。 社内での業務連絡メールのように、分かりやすいだけでは物足りないのがインサイドセールスのメールです。 それでは、差出人や件名などをどのようなものにすれば、顧客に開封してもらいやすいのか、その仕掛けの方法を具体的にお話します。

差出人の設定方法

差出人の欄をどのようにするかは、重要な問題です。 というのも、ビジネスパーソンは、1日に平均50通のメールを受信しているとも言われています。 さすがに毎日それだけのメールを受信していると、すべて目を通している人はまずいないでしょう。 ご自身のことも振り返っていただくと分かりやすいです。 あなたがメールを開くかどうかは、差出人が誰なのかをまず確認し、自分に関係がある人や興味のある情報が載っているのかを判断しますよね。 そのとき、自分が目を通す必要のあるなメールかどうか、差出人を見ればだいたい判断がつくかと思います。 それを踏まえて、差出人の欄はさまざまな書き方はありますが、シンプルにフルネームに設定すると開封率が上がるのだそうです。 どうしても社名を書きたいときは、名前の後に(〇〇株式会社)とします。 名前の前に会社名があると、それだけで「宣伝のメールかな」と思われやすいので、あくまで個人名を前面に出した方が良いのです。 個人名の相手からメールが来ると、付き合いがあって連絡先を交換したことがあると瞬時に判断してしまいますよね。 そんな心理的な効果も期待しつつ、差出人は個人の名前にしておきましょう。 また、差出人に会社名を出していない分、本文ではまず冒頭で社名を書くのを忘れないようにしてください。

件名の作り方

件名は、まず簡潔にすることが大切です。 メールを読むかどうかの判断は、ほぼ無意識のうちにくだされているので、件名を短時間で認識してもらう必要があるからです。 具体的には、件名は16文字以内で書くのがおすすめです。 16文字というのは、人間が瞬間的に把握できると言われる文字数のことです。 これ以上の文字数になると、理解するのに時間がかかります。 つまり、顧客の興味を引き、「これは大事なメールだ」と思わせるような情報を16字にまとめることが大切なのです。 このとき、【】などを使うと、より目立ちやすいので、読む人が理解する手助けとなるかと思います。 例えば、【ご面談のお願い】といった言葉が件名に入っていると、面談の約束をしていたかどうかに限らず、必ずメールを開封すると思います。 万が一面談の約束を破ってしまったり、忘れてしまったりしたら大変なことになるからです。

返信を使う(既存顧客の場合)

既存顧客にメールを送信する際は、直近のやり取りへの返信という形でメールを送るのもコツです。 返信のメールは、必ず確認するという方が多いのではないでしょうか。 返信ということは、すでにやり取りをしたことのある相手からのメールだと分かりますし、もしかしたら何か重要な話が進行中の可能性があります。 そう思うと、すでにやり取りをしたことがあるというのを、相手に知らせておきたいところでしょう。

メールのコツ③ 個人宛に送る

インサイドセールスメール個人宛
インサイドセールスの営業メールは、個人宛に送信するのもコツのひとつです。 メール本文の一番最初に、「顧客の会社名」と「○○様」という記載を必ずします。 このとき、担当者様ではなく個人名にしましょう。 担当者様だと、売り込みのために適当に送っているように感じますが、自分の名前が書かれていると、自分に向けて送られたメッセージだという意識が強まります。 そのため、例え営業のメールだと分かっていても、最後まで目を通してもらえる可能性が高まるのです。 インサイドセールスのメールを送る際は、担当者の名前を可能な範囲で調べてから送信するようにしましょう。

メールのコツ④ 最後まで読まれる本文を書く

顧客にインサイドセールスの営業メールを最後まで読んでもらうためには、読みやすさを意識した本文作りが必要です。 特に、 ・本文を1スクロール以内にまとめる ・1文に入れるメッセージは1つまでにする ・サービスには軽く振れるだけ ・視覚的に理解できる工夫をする ということを意識しながら書くと、読みやすいメールになります。 具体的にどのようなものなのか、それぞれご説明します。

本文を1スクロール以内にまとめる

メールの本文が長くなり過ぎないよう、1スクロール以内で見られる長さを心がけましょう。 メールを開いてから、何度もスクロールをしなければならないメールは長すぎます。 内容を読む前から気持ちがなえてしまうでしょう。 現代のビジネスパーソンは忙しいです。だからこそ、伝えたい情報を簡潔にまとめたメールでなければ、最後まで読んでもらえません。 メールの本文中に書く必要のある情報を決めたら、それをできるだけコンパクトにまとめて書くように心がけましょう。

1文に入れるメッセージは1つまでにする

1文に入れるメッセージが1つまでとなるようにしましょう。 「ワンセンテンス・ワンメッセージ」という言葉を、一度は聞いたことがあるかもしれません。 この「ワンセンテンス・ワンメッセージ」を使わなかった場合と使った場合で、どれくらい文章が変わるのかは、具体的に見てみると分かりやすいです。 例1) お忙しいところ恐れ入りますが、弊社はインサイドセールスを効率的にしてくれる「インサイドセールスお助けツール」というサービスを展開していまして、御社にもぜひ一度お試しいただきたいと思い、ご連絡をさせていただきました。 例2) お忙しいところ恐れ入ります。 弊社はインサイドセールスを効率的にしてくれる「インサイドセールスお助けツール」というサービスを取り扱っております。 御社にもぜひ一度お試しいただきたくご連絡させていただきました。 例1は「ワンセンテンス・ワンメッセージ」を使っていない文章で、例2は使っているものです。 こうして比較してみると、文章の分かりやすさは一目瞭然です。 1文に入れられる情報は1つまでです。それ以上に情報を詰め込むと、何が言いたいのかよく分からない文章になってしまいます。 これはインサイドセールスのメールに限ったことではなく、文章を書くうえでの基本でもあります。 日頃から「ワンセンテンス・ワンメッセージ」を意識して、文章を書くクセをつけるのがおすすめです。

サービスには軽く振れるだけ

肝心のサービスの情報について、メール本文で長々と説明し過ぎないようにしましょう。 サービスに魅力を感じてもらえるよう、商品の説明をしたくなる気持ちは分かります。 しかし、それもまた顧客が最後まで読めなくなってしまう可能性が高まるのです。 ポイントだけを簡単にまとめるだけにとどめ、サービスの詳細は顧客から問い合わせがあったときに詳しく話しましょう。 必要に応じて簡単な資料を添付して、興味を持った場合に開いてもらうというのでも十分です。

視覚的に理解できる工夫をする

顧客がメールの内容を視覚的に理解できるように工夫しましょう。 忙しい中での合間の時間にメールを読んでもらうためには、パッと見ただけでも内容が分かるのが理想的です。 例えば、下記のようなサービスの内容の説明も、 弊社の新開発したツールの特徴は、情報処理スピードが速いうえに正確で、業界最安値と言う点です。 以下のように変えると、一瞬で理解することができます。 弊社の新開発したツールの特徴 ●処理スピードが速い ●処理が正確 ●業界最安値 このように、改行や箇条書きなどして、パッと見るだけでも理解できるように心がけてみましょう。
インサイドセールスメール顧客目線
営業のメールを送る際は、顧客目線で書くのもコツです。 商品を売り込むメールなだけに、どうしても「私ども」や「弊社のサービス」が主語にして本文の内容を考えることが多いかと思います。 しかしそれを、「お客様」目線を意識して書くと、グッと顧客の心をつかむことができるのです。 例えば、「弊社の自信作です!」と言うよりも、「御社の業務効率を向上させます!」と言う方が、顧客はずっと興味を持ちますよね。 自社のサービスにより、顧客にどのようなメリットがあり、サービスを導入した後にどのような素晴らしい未来が待っているのか、顧客に主軸を置いて、書くように意識してみてください。

メールのコツ⑥ 顧客の次の行動を明確に示す

インサイドセールスの営業メールを読んだ顧客に、アクションを取ってもらうコツとして、次に取るべき行動が明らかになるように工夫することが必要です。 次に取るべきアクションとは、 ・メールに返信する ・電話をかける ・資料を請求する など、具体的な商談へとつながる行動です。 このアクションがふわっとしていると、せっかく興味を持った見込み顧客も、どうしたら良いのか分からずに、メールを閉じてしまうことも少なくありません。 例えば、面談をしたいのなら、面談の候補日を3つほど挙げて、「この中からご都合のよろしい日がありましたらお知らせくださいませ」と記載します。 また、面談の前にまずは電話で詳しく聞いてみたい、という顧客のためにも、「お気軽にお問い合わせください」という文言とともに、電話番号と担当者名を記載しておくのも親切です。 さらに、とりあえず資料だけでも見たいという顧客のためにも、「詳しい資料をご希望の方はご連絡ください」と書いても良いでしょう。 見込み顧客にアクションを迷わせないためにも、行動を取りやすいように誘導することを心がけてください。
営業車便利グッズアクション
インサイドセールスの営業メールを送信する際の内容や、書き方などのコツを6つご紹介しました。 インサイドセールスのメールの書き方を少し工夫するだけでも、顧客からのレスポンスは変わってきます。 顧客からの反応を見ながら、どんどん営業メールをブラッシュアップしてみてください。 メールは顔が見えず声も聞こえない、文章だけのものです。 しかし、その文章だけでも、営業マンが普段顧客に対してどのように対応しているのかが伝わってしまうこともあります。 メールの文章を作るときは、「顧客に喜んでもらいたい」「このメールで幸せになって欲しい」という意識を持っておくのが良いでしょう。 そうすることで、自然と顧客の反応が良いメールを送れるようになっていくはずです。

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