m.noguchi 0 Comments
プリセールスという仕事の魅力をご案内 「プリセールス」というお仕事をご存じですか?ITが広く普及している現在では不可欠な職種となっています。 将来的にも活躍の幅が広がると言われており、注目されているプリセールス。本記事では「プリセールス」という仕事の魅力をご紹介します。業務内容の詳細や、プリセールスになるための方法も合わせて紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

複雑に進化するIT技術をわかりやすく説明する案内役

プリセールスという仕事の魅力をご案内 プリセールスという職業が近年になり注目されてきた理由はIT技術の進化と関係があります。複雑に進化するIT技術を取り扱うには専門的な知識を要する場合が多いため、IT技術をわかりやすく説明する案内役が不可欠です。 お客様がIT技術に関して何も知識を持ち得ていない場合でも、プリセールスがいることでスムーズに商談を行い、納得してITシステムやサービスを導入できるのです。プリセールスは営業のサポートですが、エンジニアの知識を生かした職種です。ITに関する事柄について顧客へわかりやすい説明を行い、契約締結へ結びつけることが役割だと言えます。

プリセールスの仕事の魅力

プリセールスが注目されている理由としては、いくつかの理由が挙げられます。やりがいの多い仕事であるだけでなく、待遇面や将来的なキャリアについても、魅力的な点があり、これからの時代に多くの需要のある職業だと考えられています。 プリセールスの仕事について次の5つの魅力をご紹介します。 ・IT知識で顧客の問題を解決できる ・顧客と技術部門の橋渡し ・高待遇のケースが多い ・キャリアプランも豊富 ・常に最前線のIT技術を意識できる それぞれについて解説します。

IT知識で顧客の問題を解決できる

IT製品を導入すれば今の作業の効率を上げられると何となく分かっていても、専門的なIT知識がない場合、どういう製品が自社に合っているのか、また何を導入すれば良いかいまいちわからないというお客様は多いものです。IT導入には費用もかかるため、詳細が分からないままでは前に進むこともできません。 そこで活躍するのがプリセールスです。顧客側の視点に立ち、わかりやすく説明するのが仕事です。顧客の抱えている課題を解決する方法を提案することも重要な業務でもあります。これまでITがいかに役立つものかを知らなかった人たちに、IT技術を用いた問題の解決策を提案し改善へ繋げることは、大きなやりがいであると言えます。 プリセールスは自社製品のことだけでなく、IT全般の知識を持っているエンジニアでもありますから、さまざまな側面から提案することが可能であり、顧客からの信頼を得やすいとも言えます。また顧客から直接感謝されることも多いので自信ややりがいにつながりやすい仕事です。

顧客と技術部門の橋渡し

プリセールスは、顧客とのやりとりだけでなく顧客の希望や自身の提案を技術部門に正確に伝える橋渡しの役割も担っています。営業側と技術側、両面の立場に立ち、顧客の意向を伝えることで、スムーズな業務へつなげます。 技術側は、通常顧客とのやり取りを直接することはありません。橋渡し役をIT技術に疎い担当者が担ってしまうと、顧客の要望が誤って伝わったり、納期やコスト、できることやできないことが上手く伝わらない、といったリスクも考えられます。 プリセールスが上手く橋渡しをすることで、こうしたリスクに対応することができるのです。

高待遇のケースが多い

プリセールスはセールスとエンジニアを兼ねた職業です。これらの業務を両方行うので、業務の幅は広いものではありますが、高待遇のケースが多く見られます。 年々IT需要が高まる中で、専門家であるエンジニアはIT業界で現在すでに人手不足という状況です。セールスもできるエンジニアともなれば、企業としてはどうしても欲しい人材とも言えるでしょう。現時点では国内企業より、外資系企業の方が待遇の良い傾向にあるようです。

キャリアプランも豊富

プリセールスが将来的に転職を考えた場合、キャリアプランも豊富です。技術と営業双方のスキルがあるので、幅広いキャリアアップが可能となるのです。 さまざまな道がある中でITコンサルタントへの転職が比較的多く見られます。ITコンサルタントは、顧客企業へIT分野のアドバイス等を行う仕事です。その他にも、システムエンジニア・プロジェクトマネージャー・セールスマネージャー等、セールスやIT分野での活躍が見られます。ITの仕事は、フリーランスとして独立しやすい傾向もあるため、知識と経験を積んだ後にジョブチェンジを考える人も多くいるようです。 ITの世界は年々とてつもないスピードで進化し続けているため、今はまだ存在していないITの職業が登場している可能性もあります。社会のIT需要の高まりと共に、キャリアプランも更なる広がりをみせるでしょう。

常に最前線のIT技術を意識できる

プリセールスだけでなく、特にエンジニアの仕事は学び続けることが重要になります。ITの世界は、技術の進化のスピードが早く、半年前の最先端が現在では過去のものとなっている場合も多く見られるのです。 プリセールスとして活躍するためには、情報のアップデートは欠かせません。常に最前線のIT技術を意識し学び続けることはなかなか大変ですが、最新情報を駆使し、顧客の役に立てることは、非常にやりがいのあることです。

魅力あるプリセールスになるためには?

プリセールスという仕事の魅力をご案内 プリセールスとして活躍するには、どんなことが大切になるのでしょうか?顧客から必要とされる魅力的なプリセールスになるためには何が必要なのかを、技術職から目指す場合や、営業職から目指す場合、新卒から目指す場合に分けてケースごとにご紹介します。 プリセールスとしてのスキルを身に付けるためにおすすめの資格や研修も合わせてご紹介していますので、ぜひご覧ください!

技術職から営業未経験で目指す場合

技術職からプリセールスになる場合、エンジニアとしてITの知識や経験はありますが、顧客対応が未経験です。営業は実際に現場で経験を積むのが最も勉強になるとは言われていますが、セミナーやセールススキルの検定を受けることで、より実用的なスキルが身に付きます。 営業職からプリセールスになる場合に比べると、技術職からのジョブチェンジ率の方が高いようです。顧客に納得していただき、信頼されるプリセールスになるには、わかりやすいプレゼンテーション力や折衝力も必須となります。

営業職から技術職未経験で目指す場合

営業職からプリセールスになる場合、コミュニケーション能力や、プレゼンテーション能力のスキルはあるものの、一番重要となるITの知識がありませんから、一からしっかり学ぶ必要があります。 独学で学ぶ人もいるようですが、学びの効率や最新情報を得ることを考慮すれば、スクールに通うのが最も近道であると言われています。多くのエンジニアがITを学ぶために受けている基本情報技術者試験や応用情報技術者試験などの資格取得を目指すのも手段のひとつです。

新卒からプリセールスを目指すには?

多くの企業は即戦力となる、経験と知識が豊富なプリセールスを求めているので、未経験のプリセールスを受け入れている企業は少ないようです。しかし、プリセールスを自社で育てるという方針の企業もあるので、まずは未経験OKの企業を探してみましょう。 現在活躍しているプリセールスの多くは、エンジニアからの転身や営業からの転身というパターンが大半なので、まずはエンジニアやIT系営業で少しずつ経験を積むという方法もあります。

おすすめの資格や研修

プリセールスは、資格がないとできないという職業ではありません。資格が無くとも経験や知識があれば業務を行うことはできます。しかし、企業側にとっては、どのくらいの知識や経験があるのかを確認する術がありません。プリセールスにとって、自身のスキルを証明するためには資格を取ることは重要です。 まずはITの基本的な知識を得ている証明としておすすめなのは、基本情報技術者試験やITパスポート試験です。その他にも応用情報技術者試験やITアーキテクト試験などもあります。グローバルに活躍したい人や経営面でのスキルを付けたい場合には、TOEICやMBAも重要となります。 積極的にセミナーにも参加することで、幅広い知識を得ることもできます。

まとめ

プリセールスは、エンジニアやIT系営業を経験している人からの転職が多く、ITの経験や知識が求められる仕事です。セールスからエンジニアまで業務の幅は広い仕事ですが、顧客と直接やりとりするため、やりがいは大きいものです。 社会のIT需要が高まると共に、プリセールスが活躍する場はさらに広がりを見せるため、将来的にもなくてはならない職業になると考えられています。 待遇の良さだけでなく、やりがいを求めてキャリアチェンジする場合も多くみられる魅力ある仕事です。IT分野への仕事に興味があるのであれば、検討してみてはいかがでしょうか。

無料で使える企業検索サービス

営業リスト・法人企業リスト