風野ミユ 0 Comments
海外進出を果たしている日本企業カテゴリ別ランキング! ビジネスで大きな成長を目指して世界市場に挑戦する企業は少なくありません。しかし、トレンドや商習慣が異なるため、海外進出して成功するには入念な準備が必要です。 今回はそのような難易度の高い海外進出をしている日本企業全11社を、カテゴリ別にランキング形式でご紹介します。 国内最大級の企業検索サービス「BIZMAPS」の海外進出・海外取引の該当企業数は742社です。今回は、その中からカテゴリ別にさまざまな企業をピックアップして解説します。 本記事で紹介する以外の企業情報は【#海外進出企業】から参照できます。ぜひ合わせてご覧ください!

近年の日本企業の海外進出の動向

ジェトロが2022年度に実施した調査によると、2021年時点で海外に進出している日系企業は、世界86カ国・地域で1万9,143社あります。 海外市場を中期的な成長の源と見ており、海外ビジネスからの収益増加を予測しており、海外ビジネスを強化または拡大する計画があると考えている日本企業は多いようです。 また、海外進出をしている日本企業は米中関係の分離による地政学変化に対応する必要があると考えています。また、同時にESG(環境、社会、ガバナンス)運動が日本企業だけでなく世界中で勢いを増していることにも注意しなければなりません。 参照: 2022年度 海外進出日系企業実態調査(全世界編)

日本企業が海外進出するために必要なこと

日本企業が海外進出をするためには、以下のようなステップが必要です。
  • 1.海外市場の調査と分析 2.海外市場に合わせたビジネス戦略の策定 3.現地法人の設立 4.現地での人材採用 5.現地でのビジネスパートナーとの提携 6.現地でのマーケティング活動
また、海外進出を成功させるためには、以下のようなポイントが重要だとされています:
  • ・海外市場に適した製品やサービスを提供すること ・現地の文化や習慣に合わせたマーケティング戦略を策定すること ・現地法人を設立することで、現地の顧客ニーズに合わせた製品やサービスを提供することができる
日本企業が海外進出をして活躍するためには、こうした活動が欠かせないのです。 次の章からは、BIZMAPSに掲載されている海外進出を果たしている日本企業をさまざまなランキングで見ていきましょう。

【売上金額が大きい】海外進出済みの日本企業ランキングTOP5

海外進出を果たしている日本企業カテゴリ別ランキング! すでに海外進出を成功させ、大きな売上を上げている5つの企業をランキング形式でご紹介します。
  • 1.トヨタ自動車株式会社 2.パンパシフィック・カッパー株式会社 3.日産自動車株式会社 4.国分グループ本社株式会社 5.株式会社大林組
 

1.トヨタ自動車株式会社

トヨタ自動車は、1937年に創立された自動車の生産・販売を行う日本企業で、世界最大の自動車メーカーの1つです。トヨタは、アジア・パシフィック、北米、ラテンアメリカ、欧州、アフリカなど世界中に生産拠点を持ち、世界進出で成功を収めています。 詳しい企業情報はこちら トヨタ自動車株式会社  

2.パンパシフィック・カッパー株式会社

パンパシフィック・カッパー株式会社は、銅を中心とした非鉄金属の資源開発・生産・販売を一貫して行う世界有数の非鉄金属メーカーです。非鉄金属素材の供給者として、顧客・社会の満足と信頼を獲得して、持続可能な社会の創造に貢献する国際的優良企業を目指しています。 韓国との共同調達による原料確保やチリでの銅精鉱の生産などグローバルに活躍しています。 詳しい企業情報はこちら パンパシフィック・カッパー株式会社  

3.日産自動車株式会社

日産自動車株式会社は、1933年設立の自動車メーカーです。国内のみならず、世界各国で販売されている「NISSAN」とアメリカ・カナダ・ロシア・中東・韓国で販売されている「INFINITY」という2つの自動車ブランドを展開し、グローバルな市場での活動を行っています。 また、国内外において、研究開発施設・生産や物流施設などの運営も行っています。 詳しい企業情報はこちら 日産自動車株式会社  

4.国分グループ本社株式会社

国分グループ本社株式会社は創業300年を超えてなお、食のマーケティングカンパニーとして活躍しています。グループ各社の連携を図り「地域密着 全国卸」として食を扱う事業者のニーズに主体的に応えています。 中国やASEANを中心に日本型の卸機能を展開しているほか、海外進出を図る日系企業のサポートも行っています。 詳しい企業情報はこちら 国分グループ本社株式会社  

5.株式会社大林組

株式会社大林組は、国内外において建設工事、地域や都市の開発などの建設事業、建設に関するエンジニアリング・コンサルティング業務、不動産事業などを行っています。 昭和40年頃から、本格的な海外進出を果たしました。北米・東南アジア・オセアニアを中心に建築土木事業を展開し、多くの建造物やインフラの建設を行っています。 詳しい企業情報はこちら 株式会社大林組

【設立年度が早い順】海外進出済みの日本企業ランキング

海外進出を果たしている日本企業カテゴリ別ランキング! 近年とくに注目されている企業の海外進出ですが、長い歴史をもつ会社でも世界に目を向けビジネスを展開しているケースが多くあります。ここからは、設立年度が早い順に海外進出済みの日本企業をご紹介します。
  • 1.西日本鉄道株式会社 2.三井倉庫ホールディングス株式会社 3.株式会社講談社 4.株式会社カナデン 5.株式会社ITP

1.西日本鉄道株式会社

西日本鉄道株式会社は、1908年に創立されました。鉄道・バス事業、レジャー施設の運営を行っています。 1948年に航空貨物の取り扱いを始めたことをきっかけに日本初となる海外向け航空貨物を展開し、海外進出をしました。現在は29カ国、121都市に拠点を持ち、グローバルな物流サービスを提供する国際物流事業を展開しています。 詳しい企業情報はこちら 西日本鉄道株式会社  

2.三井倉庫ホールディングス株式会社

三井倉庫ホールディングス株式会社は。1909年に創立されました。主な事業は2つあり、グループの経営戦略の策定と経営管理と不動産事業です。 三井倉庫グループの拠点は全国だけでなく、アジア、アメリカ、ヨーロッパ、中東。アフリカと世界中を網羅しています。「物流を通じて課題を解決し、価値を創造していく」という理念のもと、成長を続けています。 詳しい企業情報はこちら 三井倉庫ホールディングス株式会社  

3.株式会社講談社

株式会社講談社は1909年に設立された出版社です。週刊誌や文庫などさまざまな書籍を取り扱うほか、「江戸川乱歩賞」「メフィスト賞」「野間三賞」などの主催も行っています。 中国、台湾、アメリカ、ヨーロッパなどに関連会社を持ち、世界に向けてコンテンツを展開しています。 詳しい企業情報はこちら 株式会社講談社  

4.株式会社カナデン

株式会社カナデンは1912年に設立されたエレクトロニクス事業を展開する企業です。創業当時は卸業を行っていましたが、現在は電気機器や電子部品などを取り扱う総合商社として活躍しています。 アジアを中心に海外進出しており、香港、シンガポールなど9つの海外拠点を保有しています。 詳しい企業情報はこちら 株式会社カナデン  

5.株式会社ITP

株式会社ITPは、1916年設立の印刷関連事業を展開する企業です。全国に3つの工場を保有し、製版から印刷まで、徹底して統一された品質管理のもと、幅広い印刷に対応しています。 1989年にアメリカに海外拠点を設置したのを皮切りに、海外進出を進めています。現在は、アメリカだけでなくヨーロッパ、アジア、東南アジアにも拠点を開設し、事業展開しています。 詳しい企業情報はこちら 株式会社ITP

拠点が多い海外進出を果たした日本企業ランキング

海外進出を果たしている日本企業カテゴリ別ランキング! 日本全国に多くの拠点を保有しているのはもちろん、海外にも多くの拠点を持っている日本企業もあります。 拠点数の多い海外進出企業をご紹介します。
  • 1.三和シャッター工業株式会社 2.丸全昭和運輸株式会社 3.株式会社ユニマットライフ 4.鈴与株式会社 5.ビューテック株式会社
 

1.三和シャッター工業株式会社

三和シャッター工業株式会社は、シャッターを中心とした施工を取り扱っていて、全国に50以上もの拠点を持っている企業です。 北米、ヨーロッパ、中国、香港、台湾、ベトナム、インドネシア、韓国、タイ、マカオにグループ企業が存在していて、積極的に海外進出を進めている企業です。 詳しい企業情報はこちら 三和シャッター工業株式会社  

2.丸全昭和運輸株式会社

丸全昭和運輸株式会社は物流や機械荷役事業を行う企業です。複合一貫輸送や海外プラント輸送、国際航空輸送などの国際輸送業務も行っています。 日本全国に物流拠点を持つだけでなく、東アジア、東南アジア、北米・中南米、ヨーロッパに多数の海外拠点を構えている海外進出企業です。 詳しい企業情報はこちら 丸全昭和運輸株式会社  

3.株式会社ユニマットライフ

株式会社ユニマットライフは、オフィスコーヒーサービス、オフィス事務機器・環境美化用品などのレンタルなど多角的な事業展開を行う企業です。 日本全国に営業所を配置して、オフィスで働く人々のニーズを拾い上げあたらしいサービスを展開しています。海外にも子会社を保有しています。 詳しい企業情報はこちら 株式会社ユニマットライフ  

4.鈴与株式会社

鈴与株式会社は、陸上・海上運送業、航空運送代理業といった輸送事業のほか、倉庫事業、物流情報事業、データソリューション事業など幅広い事業を展開する企業です。 海外進出にも力を入れており、アメリカ、アジアをはじめとして、海外13カ国23都市に拠点を持ち、海外事業を展開しています。 詳しい企業情報はこちら 鈴与株式会社  

5.ビューテック株式会社

ビューテック株式会社は、樹脂・ガラス・建材を軸に製品を開発している企業です。その他、物流事業やバス事業技術開発なども行っています。 アメリカ・カナダ・中米・南米・アジアに海外進出しており、20の海外現地法人を開設しています。現地の特徴を活かした事業展開を行っています。 詳しい企業情報はこちら ビューテック株式会社

グローバルなビジネスを展開している海外進出日本企業に注目しよう

さまざまな技術が発達し、国境を越えてビジネスを展開する企業が増えています。日本国内を飛び出して、新たな地域で事業を進めるのは容易なことではありません。 すでに海外進出を果たしている日本企業は、それぞれが挑戦と失敗を繰り返して成長を続けてきました。海外進出企業に注目することで、新たなビジネスチャンスに気付ける可能性があります。 積極的にグローバル展開を続けている企業の情報は、日本最大級の企業情報プラットフォームBIZMAPSでチェックしてみましょう!170万社以上の企業情報をわかりやすい検索方法で簡単に情報抽出できます。 さらにBIZMAPSは無料で使えるため、初めから有料サービスを利用するのが難しい場合にも頼もしいツールとなるでしょう。本格的に企業情報をビジネスに活用するには、お得な定額プランがおすすめです。 詳しい情報は、BIZMAPSの料金プランをご確認ください! ▼BIZMAPSのオリジナルタグによる企業紹介記事はこちらからも! ツクリンクの評判は?建設業界における注目企業を10社紹介! 「日本ものづくりワールド」とは?イベント概要と製造業の企業を紹介! 人事担当者必見!採用支援サービス株式会社Amaterasを徹底解説 オンラインで出展ができるJapan IT WeekはIT業界が一堂に集まる最大の出展会 国内の家具メーカー10社!大手から老舗メーカーまで各社の特徴を解説 Venture Doorとは?概要と関連企業を10社紹介! IT導入補助金2019支援事業者の注目10社を紹介!DX化を目指す中小企業は必見! マスコミ・出版業界の仕事内容とは?業界で活躍する上位10社を紹介!

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