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目次
テレアポとは
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テレアポは法人営業においては時代遅れではない
世間的には、テレアポが時代遅れだという声がしばしば聞かれることがあります。 しかし、現実的には、個人営業はともかくとして、法人営業においては多くの会社が従来通りのテレアポの営業手法を依然として使って、営業に役立てているのが事実です。 ではなぜ、時代遅れというように言われてしまうのでしょうか。 その理由について、見ていきましょう。テレアポが時代遅れといわれがちな理由
テレアポが時代遅れといわれがちな理由の1つめは、 インターネットの発達です。電話がもっとも便利な連絡手段であった時代は代わり、インターネットによって今では数多くの連絡手段があります。 メールやチャットツール、SNS、オンラインコミュニケーションツールなどの使い方によって、電話よりも多くの正確な情報を伝えることが可能です。 また、Webサイトを通じてユーザーが問い合わせや、商品やサービスの購入の申し込みをする仕組みも活用されています。そのためわざわざ電話でアポイントを取って商談するのも無駄に感じられるのも無理からぬことです。 理由の2つめはアポイントの獲得率が低いので効果があると感じにくいことです。 テレアポは、長時間かけて多くの件数にアプローチしても、成果がさっぱり出ないということが珍しくありません。 企業に電話をかけてもあっさりと断られたり、問答無用で切られたりなどざらです。 しかしメールやチャットツールであれば、相手の反応を気にせず不特定多数にアプローチすることができます。 成果がなかなか出ない印象や、邪険にされてつらい思いをすることも、テレアポが時代遅れに思われる理由です。 理由の3つめは、リストやトークスクリプトの事前準備が必要なことです。 テレアポは事前準備がかなり重要な要素となります。 市場調査をして潜在顧客リストを作成することや、営業トークのマニュアルでありシナリオであるトークスクリプトの作成が重要です。 インターネットで情報発信を行えば、そういった準備をする必要がまったくありません。むしろWebサイトにコンテンツを載せておくことにより、潜在顧客の方からアクセスしてくるのを待つことができます。 このような点を考えると、テレアポは古臭いと感じられるのもやむを得ません。 しかし、それでもテレアポはなくなりません。 その理由をここから説明しましょう。テレアポがなくならない理由
DX(デジタルトランスフォーメーション)がどんどん進むデジタル時代においても、法人営業では古典的な営業手法であるテレアポに取り組む企業は数知れません。 テレアポがなくならない理由の1つとして、世間が情報過多になっていることが、却ってテレアポの強みになっている面があるということです。 インターネットが普及したことで、日常的に膨大な量の情報が溢れています。 情報過多の現代では、本当に自分が求めている情報にたどり着くことが、非常に難しいのです。 そのため、関心がある情報を持っている人から直接説明を聞くことができるのは大きいメリットだといってよいでしょう。 自分で情報を取捨選択する必要がなく、聞くだけでよいのです。 テレアポは興味を示す相手にしてみれば、 ワンオンワンでとことん話を聞くことができる機会です。納得がいくまで、専門的な内容を聞くことができる機会は貴重ともといえるでしょう。 2つ目の理由として、テレアポは相手に柔軟に合わせられるということがあります。 メール営業やWeb広告で多くの競合の中で埋没してしまい、なかなか振り向かせることが難しいでしょう。 しかしテレアポは、相手の応答さえあればやりとりができるので、相手がすぐに切ろうとしても、コツやトークを駆使して話をつなげられるチャンスが常にあります。 相手の声のトーンを意識しながら話せるので、そもそも潜在顧客リストで絞り込んでいる企業でもあり、興味を惹いた場合はアポイントにつながりやすくなります。 このような理由で、テレアポに価値を見出す企業が多いのです。テレアポのコツ
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テレアポのトークスクリプトの役割
![テレアポのトークスクリプト](https://biz-maps.com/media/wp-content/uploads/2021/10/テレアポのトークスクリプト.jpg)
アピールポイントがブレないようにする
電話営業の際にトークスクリプトがないと、どうしても個人的な考えやその時点の知識で話を進めてしまい、アピールポイントがブレてしまうことがよくあります。 そうなると、各営業マンから出てくる結果に対しての、妥当な判断ができなくなるおそれがあるのです。 しかし、共通のトークスクリプトがあれば、各営業マンが自社商材について統一された情報に基づいて話ができます。 そうすると、結果に対しての検証がしやすくなり、営業部門全体のパフォーマンスの改善につなげられるでしょう。新人でも自信をもってチャレンジできるようにする
営業の中には、まだ新人でトークに自信がない人材もたくさんいます。 そんな場合に、トークスクリプトがないままテレアポ営業をするのは、とても不安でしょう。どうしても自信に欠けるトークに陥りがちで、なかなか成果につながりません。 自信なさげな相手とは企業の窓口担当者も取引をしたくないと思われてしまうために、悪いスパイラルに陥ることもあるでしょう。 一方、しっかりしたトークスクリプトがあって、それをある程度頭に叩き込んでおけば、常に全体を俯瞰して大きな流れをつかんで話せます。 その結果、新人でも自信を持って話せるようになるでしょう。 他の分野から営業部門に異動もしくは転職してきた人にとっても、新人同様に自身を待たせる効果が期待できます。アポイント獲得率を向上させる
トークスクリプトは一旦作ったらそれで終わりではなく、さらに精度を上げるために作り込むことで、より成約率を高めることができます。 最終段階で必要ないと断られたときや、難しい切り返しがあった際にそこで終わらせないためのパターンを練り上げておくのです。 それによって、アポイント獲得率を向上できる可能性が高まります。テレアポ支援やテレアポ代行におすすめのサービス
![テレアポ支援](https://biz-maps.com/media/wp-content/uploads/2021/10/テレアポ支援.jpg)
まとめ
テレアポはアナログな手法ではありますが、相手の反応に臨機応変に対応できて、ある一定数はアポにつながる確実な方法でもあります。ただしそのためには、周到な準備とトークスクリプトの把握、そしてコツを心得ておく必要があります。 テレアポで成果が上がらず苦しんでいる営業担当のみなさんは、ここで紹介した情報を参考に取り組んでみてください。 また、責任者のみなさんにとっては、テレアポ支援やテレアポ代行などのサービスが現状打破の起爆剤になるかもしれないので、一度検討してみる価値があるでしょう。![](https://biz-maps.com/media/wp-content/uploads/2024/02/MASA.jpg)
大阪生まれ神戸在住。経済学部卒業後、アパレル業界で営業から商品企画・広告プロモーションを経験。2018年副業でライターを始め、2019年に会社を退職しライターに。Webライティングと並行し電子書籍も鋭意出版中。
著者ページ:https://amzn.to/3J5CbjX
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