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営業職のイメージとは?成果が上がるセルフイメージ術についても解説 営業職について、どのようなイメージを持っていますか?面接でも尋ねられることが多い質問ですが、本音は「あまり良いイメージを持っていない」という人も多いようです。 そこでこの記事では、営業職のイメージや実態をご紹介します。そのほか仕事のメリットややりがい、営業力を上げるためのセルフイメージ術についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

営業のイメージはネガティブなものが多い?

営業職はやりがいや給与に対するポジティブな意見がある一方で、多くの人が仕事の大変さについてネガティブなイメージを抱いています。 その最たるものが「ノルマ」です。ほとんどの人が「営業=ノルマがあって大変」と考えていて、それが営業職のイメージを悪くしている一因と言えます。目標を数値化されることでプレッシャーを感じたり、会社から理不尽なノルマを課せられたりして心身ともに疲弊してしまうイメージがあるのです。 実際、営業がノルマをきついと感じて転職を考えているといった話はよく聞くでしょう。営業の仕事は体力だけでなく気力も必要なため、大変だというイメージばかり先行しているのかもしれません。

営業の仕事にノルマがある理由

それでは、多くの人がネガティブなイメージを持つ営業のノルマは、一体なぜあるのでしょうか。 ノルマには大きく分けて「事業継続」と「個人のモチベーション」の2つの目的があります。営業が自社の商品やサービスを売って新規顧客を獲得しなければ、企業は利益を上げられません。事業継続や会社の成長のためには、一定の売上が必要なのです。事業が継続できるかどうかは営業の働きぶりにかかっているため、数値目標を明確にしています。 またノルマを設定すれば、営業担当者自身のモチベーションにもつながるでしょう。適切な数値目標があれば、そこに向かって何をどう頑張ればいいのかイメージでき試行錯誤しやすいというメリットもあります。

営業のメリット・やりがいとは

ノルマの大変さなどネガティブなイメージが先行している営業の仕事ですが、メリットややりがいを感じて楽しく働いている人もいます。 ・ここでは、営業ならではのメリットとやりがいを6つご紹介します。 ・対人スキルが身につく ・ロジカルシンキングができるようになる ・気持ちの切り替えが早くなる ・人脈が広がる ・人に感謝される 頑張った分だけ給与に反映される 仕事のメリットややりがいを知れば、営業に対するイメージアップにつながりますよ。

対人スキルが身につく

営業の仕事で最も重要なのが対人スキルです。 顧客と信頼関係を築き契約を獲得するには「聴く力」「説明力」「交渉力」「雑談力」など、さまざまなスキルが必要になります。営業の仕事を通じて対人スキルが身につけば、転職したとしてもあらゆる職業で活躍できるでしょう。 また対人スキルは、仕事だけでなくプライベートでも必要です。周囲の人と円滑な人間関係を築くのに役立ちますよ。

ロジカルシンキングができるようになる

営業は、とにかく数字をよく見る職業です。売り上げ目標の数字を追うだけでなく、客層や時間など売り上げに関わるデータを詳細に分析して戦略を立てます。 数字という事実に基づいて対応をするのが習慣化するため、営業として働くうちに自然とロジカルシンキングが身についてきます。問題解決能力や提案力が向上し、筋道を立てた説明ができるようになれば、ビジネスのさまざまな場面で役に立つでしょう。

気持ちの切り替えが早くなる

営業にネガティブなイメージを抱く人の多くが、精神面の負担を挙げるのではないでしょうか。 確かに営業の仕事は上手くいくことばかりではなく、顧客から強い口調で断られてしまうケースもたくさんあります。長く営業をしている人でも、断られたりクレームを受けたりすれば落ち込むことはあるでしょう。 しかし他にも顧客はたくさんいるので、断られるたびに落ち込んでいては仕事になりません。すぐに気持ちを切り替えて、次の顧客へとアプローチをすることが求められるのです。気持ちの切り替えが早くなり、失敗を糧に成長できるチャンスが多いのは、営業の仕事のメリットと言えます。

人脈が広がる

営業の仕事は外部の人との接触が限られている内勤と違い、普段出会えない業界・職種の人と知り合えるチャンスがたくさんあります。ときには大企業の役員クラスとやり取りすることもあるでしょう。 さまざまな業界の人と人脈ができてさまざまな価値観を知れば、視野が広がります。さらには転職や独立、ヘッドハンティングなど、キャリアアップの足掛かりになることも。これも営業ならではのメリットと言えるでしょう。

人に感謝される

直接顧客を訪問してやり取りをする営業は、人から感謝されることが多い仕事です。「ありがとう」の言葉を面と向かって言ってもらえると、達成感や充実感を得られます。 初対面から少しずつ信頼関係を構築してきた相手から感謝を伝えられるのは、次の仕事のモチベーションにもつながるでしょう。人の役に立ちたいという気持ちが強い人は特に、営業の仕事にやりがいを感じられるはずです。

頑張った分だけ給与に反映される

営業職では、インセンティブ制度を導入している企業がほとんどです。インセンティブ(Incentive)は直訳すると「報奨」や「刺激」という意味で、組織や社員の意欲を引き出す目的で外部から与える刺激のことを言います。 多くは報奨金として給与と共に支払われていて、成果を上げれば上げるほど収入は増えます。インセンティブこそ営業の醍醐味で、頑張った分だけ給与に反映されるのは大きなやりがいにつながるでしょう。

営業力アップに重要なセルフイメージ

営業職のイメージとは?成果が上がるセルフイメージ術についても解説 ご紹介したように、営業職はたくさんのメリットがある魅力的な仕事です。しかしそのメリットを最大限享受するには、営業力アップの取り組みが欠かせません。 営業力アップには「セルフイメージ」が重要になります。セルフイメージとは「自分のことをどのような人間と考えているか」ということです。営業職の場合は「自分は〇〇な営業マンだ」という自己認識を指します。 例えば「自分は、なかなか営業成績を上げられない営業マンだ」と思っていると、その自信のなさは周りにも伝わります。自信のない営業マンが顧客から信頼を得るのは難しいでしょう。 顧客と信頼を構築して成果を上げていくためには「自分はトップ営業マンだ」というようにセルフイメージを高め、自信をもって行動することが大切なのです。

「潜在意識」が理想の自分に近づける

セルフイメージの重要性をさらに理解するには、潜在意識の働きを知る必要があります。 潜在意識とは、過去の経験などで無意識のうちに蓄積された思い込みや習慣、価値観などから形成された「無自覚の意識」です。表面化する意識は全意識のうち1割程度とされていて、人の行動に影響を与えているのはほとんどがこの無意識の部分となります。 そして無意識の潜在意識には「現状維持」のメカニズムがあります。自分を変えようと努力を重ねても、変化を嫌う現状維持メカニズムによって現状に戻されるのです。しかしこの現状維持メカニズムを良い方へと方向づけすれば、ポジティブな原動力になります。その方法が、セルフイメージの書き換えなのです。 自分への認識と理想を一致させられたら、現状維持メカニズムによって自然と理想の自分へ近づくことができるでしょう。

セルフイメージを高める方法

それでは、セルフイメージを書き換えて高める方法とは具体的にどのようなものなのでしょうか。さまざまな方法がありますが、今回は次の5つをご紹介します。 ・できるだけリアルに理想の姿をイメージする ・理想や目標を紙に書いて見えるところに置く ・毎日自分を褒める ・感謝できることを探す ・生活の中に小さな変化を付け加える

できるだけリアルに理想の姿をイメージする

自分が理想とする営業マンのイメージを、できるだけリアルにイメージしてみましょう。潜在意識は現実と空想の区別ができないという特徴があります。これを利用して、具体的に映像を思い浮かべながら自分の理想の姿をリアルにイメージをするのです。 例えば「5年連続で営業成績トップになり、全社の表彰式でスピーチをしている。周りの人たちへの感謝の気持ちにあふれ、感極まった表情だ」というように、表情や感情も想像するとよいでしょう。 こうすることで、ある意味で潜在意識を騙して、イメージした理想の姿に近づけるように働きかけるのです。

理想や目標を紙に書いて見えるところに置く

自己啓発でよく聞く方法です。理想や目標を紙に書いて毎日繰り返し目にすることで、自分の理想の姿を潜在意識に刷り込ませます。こうすると、関連する有効な情報に脳がアクセスしやすくなるのです。 人には自分が見たいものだけを見るという脳の働きがあり、無意識に情報を取捨選択しています。理想や目標を紙に書いて常に見えるところに置いておけば、この無意識のフィルターに働きかけることができ、理想の自分へ近づくための情報にアンテナが張れるでしょう。

毎日自分を褒める

セルフイメージを高めるには、自分で自分を褒めて認めることが大切です。どのような些細なことでもいいので、毎日自分自身を3つ褒めてみましょう。 例えば朝30分早く起きられた、笑顔で挨拶ができた、15分勉強ができたなど、その日の「褒めポイント」を紙に書き出します。一度褒めたことは褒めないようにして、翌日以降は別の褒めポイントを探すようにしてください。 これを繰り返すと自己肯定感が高まって、前向きな思考が自然と身についていくでしょう。

新しくはじめた行動を習慣化させる

新しいことをはじめたとき、三日坊主になってしまった経験がある人は多いと思います。それだけ現状維持のメカニズムは強いのです。しかし何か新しい行動をはじめたら、習慣化するまで取り組む努力をしましょう。 ロンドン大学が習慣化に必要な日数を研究したところ、簡単な行動は18日、難しい行動だと254日、平均すると66日が必要という結果になりました。「朝起きたときにコップ1杯の水を飲む」といったハードルが低い行動が習慣化するのにさほど日数はかかりません。しかし「毎朝10kmジョギングをする」などの大きな生活変化が伴う行動だと、かなりの日数を要します。(参照:How are habits formed: Modelling habit formation in the real world) いきなりハードルが高い行動を習慣化するのは難しいので、簡単な行動からはじめて習慣化を成功させてみましょう。あるいは今までの習慣に新しい行動を付け加えるのもコツですよ。

感謝できることを探す

例えば寝る前に1つでもいいので、感謝できることを思い浮かべてみましょう。感謝の習慣を持つことは、セルフイメージにとってプラスに働きます。 ネガティブな言葉や発想は、身の回りにあふれているものです。自分がセルフイメージを高めようと取り組んでいても、マイナス思考を誘発する出来事はいくらでも起こるでしょう。それをポジティブな方向に修正するには感謝の習慣が大切なのです。 思考をポジティブな状態で維持できれば、セルフイメージの自己暗示も効果が出やすくなりますよ。

生活の中に小さな変化を付け加える

日常生活において小さな変化を加えるのも効果的です。理想や目標に近づくために直接的な影響を及ぼす行動ではありませんが、現状維持を好む潜在意識を刺激するのには有効です。 例えば「いつも立ち寄るコンビニを他の店に変えてみる」「1本早い電車に乗る」「別の道を通る」といった、ほんの小さな変化で問題ありません。少しでも「いつもと違う行動」をすることで、変化に慣れることが大切です。

営業の仕事を楽しむコツ

「給料をもらっているから働いているだけ」という感覚で単調に取り組んでいると、ポジティブな思考にはなりづらいです。また成果を出そうと必死になり、考えすぎるのも良くありません。 自分なりの目標を立てて、それをクリアするにはどうしたらいいのか楽しみながら取り組むと良いでしょう。月単位のノルマだと目標が大きいので、ノルマを細分化して1週間、1日単位でやるべきことを考えるのがおすすめです。そして同僚と成果を共有して、ゲーム感覚で楽しみながら切磋琢磨してみてください。 また自社の製品・サービスを徹底的に勉強して、知識を増やすことも大切です。知識が蓄積されてくると仕事を楽しむ余裕が出てきますよ。

まとめ

営業職のイメージとは?成果が上がるセルフイメージ術についても解説 営業は大変なことも多く、ネガティブなイメージを持たれやすいのですが、やりがいがある魅力的な職業です。さまざまな経験を経て実績をつくれば、キャリアアップにもつながります。明確な目標を持ち楽しんで取り組んでいけば、必ず成果は出るはずです。ぜひポジティブなイメージを持って、営業の仕事に取り組んでください。 BIZMAPSでは、約170万以上の企業情報を無料で公開しています。無料会員登録で月100件までダウンロード可能なので、ぜひチェックしてみてください。 ↓あわせて読みたい営業のコツについての記事一覧↓ 【営業必読】成績アップのために学ぶべきこととは?勉強法もご紹介! 営業成績に直結する!?自己紹介の効果や作成例をご紹介! 営業職にストレスはつきもの?7大原因と解消法・対処法をご紹介! 営業で使える心理学とは?すぐに役立つテクニック10選 営業に向いていない人の特徴とは?チェックポイントや対処法を解説

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