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 営業向け日報アプリのメリットと選び方を解説!おすすめ6製品を紹介 営業日報とは日々の営業活動の成果や状況を、上司および企業に報告する書類のことです。近年ではデジタルツールで日報の作成や共有ができるようになり、多くの企業で活用されています。 毎日作成するものなので、効率よく作成できれば時間を有効に使えるのと同時に、データとして共有し分析などにも使えます。今回の記事では営業向け日報アプリのメリットや選び方を解説し、おすすめのアプリをご紹介します。

営業向け日報アプリとは?

 営業向け日報アプリのメリットと選び方を解説!おすすめ6製品を紹介 営業向け日報アプリとは、日々の営業日報をデジタル入力で手軽に作成でき、オンラインで上司や同僚と共有できるツールです。煩雑な場合も多い営業日報の作成を効率よくできるようにして、管理や共有を有効に行うために開発されました。 PCやスマホで利用できるので、リモートワークが増えている昨今でも使いやすくなっています。

営業向け日報アプリの3タイプ

営業向け日報アプリは大きく分けて3つのタイプがあります。 ・シンプルタイプ:シンプルに日報の作成と提出を目的として、余計な機能はないタイプ ・コミュニケーションタイプ:社内で営業情報を共有できて意見交換がしやすいタイプ ・データベースタイプ:データ集計と分析がしやすい戦略構築に役立つタイプ

営業向け日報アプリのメリット

 営業向け日報アプリのメリットと選び方を解説!おすすめ6製品を紹介 営業向け日報アプリは毎日の作業である日報の作成を、スムーズにするための設計がされています。そんな日報アプリのメリットは、主に以下の5つです。 ・日報作成時間を短縮できてミスも減らせる ・情報共有して属人化を解消できる ・各営業担当者の状況を可視化できる ・場所と時間を問わず日報が作成できる ・ペーパーレスを実現できる 個別に見ていきましょう。

日報作成時間を短縮できてミスも減らせる

従来は営業日報が手書きであったため、書式が統一されていないことも多く見られました。好き勝手な仕様で各人が作成するため、データとして使いにくいことが多かったのも事実です。 日報アプリなら営業日報の入力項目がフォーマット化されており、日報の作成時間は確実に短縮できます。例えば、入力項目を選択式にすることで工数を削減できます。たとえ1日では数分〜数十分単位の時間の節約であっても、年間なら数十時間〜数百時間を節約でき、それだけ時間を有効に使えます。 また、フォーマットに沿った作成により、報告内容の漏れも防げて報告内容も統一され、集計や分析しやすいデータ集計が可能です。ほかにも、スマホのカメラを活用して画像や動画を共有することもできます。

情報共有して属人化を解消できる

従来の営業日報は就業前に記入して提出するので、報告にタイムラグがあります。また上司以外はなかなか読む機会も取りにくく、情報共有が難しいでしょう。 しかし日報アプリでは、各営業担当者が他の担当者のデータもいつでも見ることができます。そのため、これまで多くの企業が問題視してきた「営業情報の属人化」が解消できます。 特定の取引先情報を特定の営業担当者しか把握していなければ、その担当者が不在の時には何かあっても対応がし難いものです。しかし、営業日報アプリを使用していれば、担当者が転職や退職をした時や、急病や被災などで突然担当を変わることがあっても、引き継ぎ情報をすぐに確認できるので、継続的な取引に支障をきたすことはないでしょう。

各営業担当者の状況を可視化できる

各営業担当者の状況を可視化できるので、営業部門の全体の掌握や細かい部分の把握が可能となります。部門の統制が取りやすく、戦略を考える上でも有益です。リアルタイムでクラウド上において営業活動が可視化できるため、営業上の不測の事態や緊急の事態にも対応しやすくなります。 ある担当者のトラブルを、その種のトラブル対応に長けた他の担当者が急いでカバーに入ることもできます。

場所と時間を問わず日報が作成できる

インターネットに接続できれば、どこからでも情報を入力・確認できるので、場所と時間を問わずに日報の作成が可能です。作成された日報は全営業担当者と上司がすぐに確認できるので、リアルタイムでの情報共有ができます。 遠方や海外に出張している担当者も、営業部門の動きを把握しながら自身の業務に取り組めます。そして遠方、海外の営業成果も即時に他の担当者や上司と共有可能です。

ペーパーレスを実現できる

日報アプリに変更することで営業日報に使用していた用紙が不要になり、ペーパーレスを実現できます。仮に10人の営業担当者がいて毎日A4用紙2枚の日報を作成している場合、年間5,000〜6,000枚の用紙のコストを節約できます。 10年で5〜6万枚と考えると、相当な違いでしょう。そしてペーパーレスの効果はコスト削減にとどまらず、SDGsにも貢献できます。

営業向け日報アプリの選び方

 営業向け日報アプリのメリットと選び方を解説!おすすめ6製品を紹介 営業向け日報アプリを選ぶときには、以下の6点に気をつけることが大切です。 ・目的を明確にして選ぶ ・SFAとの連携の有無で選ぶ ・予算に合うものを選ぶ ・対応デバイスの種類で選 ・使いやすいものを選ぶ ・カスタマイズできるものを選ぶ それぞれを補足しましょう。

目的を明確にして選ぶ

営業向け日報アプリを選ぶためには、まず利用目的を明確にしましょう。日報アプリには、顧客管理機能や目標管理機能、活動状況機能や勤怠管理機能などの他、チャットやメッセージなどのコミュニティ機能が装備されているタイプもあります。 使用する部署の業務スタンスに見合った機能を見極めて選びましょう。また、セキュリティー面も重要なのでよく検討してください。

SFAとの連携の有無で選ぶ

SFA(営業支援システム)をすでに導入している企業や今後導入する企業は、必ずそれと連動できる仕様の日報アプリを選びましょう。せっかくデータベースを保有するのに、連携して一元管理できないのは合理的ではありません。連携することで相乗効果が期待できます。 SFAと後にも先にも無縁であれば日報機能のみのツールで、手軽に始められるでしょう。しかし経済活動がますますデジタル化する経済社会の中での営業は、SFA導入を視野に入れておくべきでしょう。

予算に合うものを選ぶ

アプリの機能も重要ですが、コストにも注意を払いましょう。最近は、最初は無料で始められるものも多いです。比較的よく見られるのが、利用人数の単位によって基本料金が決まるタイプです。 日報アプリは長期で使用してデータの蓄積ができてこそ、利用価値がアップします。そのため、無理のない料金形態で、長期の継続利用が可能なアプリを選びましょう。

対応デバイスの種類で選ぶ

営業向け日報アプリは、それぞれで対応できるデバイスが決まっています。自社で使用しているデバイスが使えなければ意味がありません。 自社が営業担当者に配布しているスマホやタブレット、PCのOSにアプリが対応しているかは、真っ先に確認しておきましょう。せっかく検討の末選んだアプリが対応できなければ、検討した時間が無駄になります。

操作性で選ぶ

機能性が良くても、現場の営業担当者にとって使いにくいアプリでは活用できなくなります。業務に必要なスペックで、なおかつ営業担当者のITリテラシーから考えて、使いこなせる範囲のものを選ぶ必要があります。 導入前に無料体験などを利用し、試してみるのが賢明です。現場の業務フローの中に、無理なく取り込めるかどうかを確認する必要があるでしょう。

カスタマイズできるものを選ぶ

基本的なスペック以外に、ユーザーがカスタマイズできる機能が備わっているもののほうが、後々使い勝手が良くなります。カスタマイズできるかどうかを確認しておきましょう。 また日報アプリには前述のSFAとの連携以外にも、さまざまな効率化ツールやMA(マーケティングオートメーション)と連携して利用できるアプリがあります。自社にすでに導入しているツールやMAと連携可能かどうかも確認が必要です。

営業向け日報アプリのおすすめ6選

最後に営業向け日報アプリのおすすめを6つご紹介します。 ・houren.so ・gamba! ・LINE WORKS ・Goalous ・WowTalk ・NotePM

houren.so:画像をアップしビジュアルメインで情報共有!

営業現場の画像とコメントを使って営業成果を可視化できる日報アプリです。日報を確認する際も、2工程だけという簡単な作業で済むでしょう。現場の様子をリアルに確認し、対応できます。 撮影された画像は日報報告以外にも、Webマーケティングや提案資料、社内研修マニュアル用など、活用できる用途が多岐に渡ります。 料金プランは1ユーザーなら無料で、2,500円/月で人数制限なく利用できます。 houren.so(ホウレンソウ)

gamba!:社内SNS型の日報アプリ

社員間での「いいね」やスタンプ、コメント、足あとなど、まさにSNSを使う感覚で日報を提出、共有できます。 コメント通知機能があるので、社内コミュニケーションツールとしても機能します。PCとモバイルのどちらでも使用可能です。目標の達成率をグラフで表示したり、Googleカレンダーとの連携できたりなど使い勝手も良く、導入実績は12,000件を超えています。 料金プランは1ユーザーごとに月額980円です。 gamba!

LINE WORKS:馴染みの画面で使いやすい!

SNSの「LINE」のビジネス版ツールで、おなじみのチャットやスタンプはもちろん、カレンダー・掲示板・アンケート・アドレス帳など、営業で活用できる機能が充実しています。 すべてのサービスは日本国内のデータセンターからの提供なので、プライバシー情報保護ならびにデータ保管の安全性も担保しているツールです。 料金プランは以下のとおりです。 ・フリープラン:0円 ・ライトプラン:300円/1ユーザー ・ベーシックプラン:500円/1ユーザー ・プレミアムプラン:1,000円/1ユーザー LINE WORKS

Goalous:営業の可視化に優れている

各営業担当者の目標と進捗状態を部門全体で共有できる、組織を活性化する効果があるツールです。日報投稿のための社内SNSと進捗支援がセットになっているのが特徴です。写真つきの投稿で、日々の営業活動を楽しみながらシェアできます。 また、アクティビティに「いいね」や協力を促して、進捗をサポートすることで、自走できる組織へ導く効果もあります。これまでコミュニケーションツールを利用しても業務と関係のない会話が多くて効果が出なかった企業にもおすすめです。 料金プランは初期費用無料で 月額980円/1ユーザー、無料お試し期間が15日間あります。 Goalous

WowTalk:直感で使えてセキュリティは強固!

直感的な操作性と高いセキュリティが評判のツールで、導入件数10,000件を超えています。コスト削減や業務効率改善を実現させるのに有効なツールです。普段使っているSNSのようなインターフェースであると同時に、ビジネスツールとして欠かせないセキュリティ対策や、大規模人数の管理に適した機能を盛り込んでいます。 シンプルな日報の仕組みで、テンプレートで登録できるので作成から提出、そして確認作業を効率良く行えます。ただし、最低利用人数が30人という縛りがあります。 料金プランごとの月額と月間ファイルアップロード容量は以下のとおりです。 ・シンプルプラン:300円/1ユーザー(30GB) ・スタンダードプラン:500円/1ユーザー(50GB) ・プロフェッショナルプラン:800円/1ユーザー(50GB) WowTalk

NotePM:いつでもどこでもリアルタイムに情報共有

営業日報機能だけでなく充実した検索機能も備わった営業効率化ツールです。また、週報・月報も作成が簡単にでき、テンプレート機能も豊富に搭載しています。 Word・ExcelやPDFファイルの中身もすべてキーワード検索可能で、ワンクリックで絞り込みもできる多彩な検索機能により、探している営業情報にすぐにアクセスできます。 インターフェースはITが苦手な人でも使いやすく、PC以外にもスマホおよびタブレットからでも利用できます。SlackやMicrosoft Teamsなどのビジネスツールとの連携機能も可能です。アクセス制限機能を使った読み取り専用設定などもあり、社外とのやり取りにも活躍します。 料金プランは初期費用無料で月額4,800円/8ユーザーからのスタートです。 NotePM

まとめ

営業向けの日報アプリは上手に使うことでそれまでの悪弊だった営業情報の属人化を解消し、営業部門全体で情報共有を図れます。チームとしての機動性が高まるので、使わない手はないでしょう。 ただし、さまざまなタイプのツールが流通しているので、自社の営業活動の方向性や企業風土、現場の担当者のリテラシーやランニングコストなど、重要なポイントを検討して導入を決めましょう。 なお、企業一覧プラットフォームであるBIZMAPSでは、企業情報170万以上から効率的に営業先の予定リストが作成できます。無料で毎月100社まで企業情報をダウンロードできるので、さまざまな検索条件を駆使してお目当ての企業の検索が可能です。 日本最大級の企業DB【BIZMAPS】で企業を探す また、マーケティングの仕事をサポートするサイトマーケメディアではマーケティング用の資料がダウンロードできます。DXの進展でデジタルマーケティングの重要度が増す中で、マーケティング情報面でみなさんの仕事をサポートいたします。 マーケメディアでマーケティング資料をダウンロードする 法人営業向けの特集記事はこちらです。 営業職のイメージとは?成果が上がるセルフイメージ術についても解説 連携が鍵!インサイドセールスとフィールドセールスによる営業とは? 営業の基本の流れとは?営業成績を上げるためのポイントも解説! 【営業必読】成績アップのために学ぶべきこととは?勉強法もご紹介! 営業支援EXPO春・夏とは?営業改革商談会の魅力と出展企業情報紹介

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