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マーケティングに向いている人とは?特徴ややりがいについても解説! 営業職として活躍しているみなさんの中には、マーケティングに興味のある方も多いのではないでしょうか。本記事では、マーケティングの概要や具体的な仕事内容、マーケティングに向いている人の特徴ややりがいなどについて徹底解説します! 「マーケティング職に興味があるが、自分に向いているかわからない」「営業職との違いは?具体的な仕事内容を知りたい」「マーケターのキャリアパスについて知りたい」という方には役立つ情報になっていますので是非、最後までチェックしてみてください!

マーケティングとは?

マーケティングとは、商品やサービスが売れる仕組みを考え、作ることです。ビジネスシーンでは「営業」や「販売」と混同されるケースもありますが、言葉の意味や目的が異なります。 営業や販売では、製品・サービスの良さを伝えたり、売り込んだりするのを目的としていますよね。一方でマーケティングでは売り込まずとも顧客の方から買いにくる状態を目指します。 つまりマーケティングとは、データ分析や市場リサーチを通して顧客のニーズを正確に汲み取り、より効果的な広告宣伝を行うことだと言えるでしょう。

マーケティングの仕事内容

マーケティングに向いている人とは?特徴ややりがいについても解説! マーケティングに関連する業務は数多くありますが、ここでは主なマーケターと仕事内容として以下の4点に絞って解説していきます。 ・市場リサーチ ・商品企画 ・営業企画と広告戦略 ・データ分析と活用 それぞれの業務の仕事内容や特徴を理解し、マーケターの仕事内容の全体像を把握できるようにしましょう。

市場リサーチ

マーケティングの仕事内容としてまず最初に行われることが多いのは、市場リサーチです。消費者(顧客やターゲット)が何を求めているのか、どんな悩みや課題を抱えているのか、などについてリサーチ。そしてニーズを満たし、課題解決の手助けとなる製品とはどんなものかを考えるのです。 また、市場リサーチの方法も一般消費者へのアンケート実施や公的機関が公開しているデータの分析、リサーチを専門に行う企業への依頼など様々な方法があります。扱う製品・サービスの特性やマーケティングに対しての予算などによって調査方法を検討しましょう。 市場リサーチに基づいてゼロから開発を行うケースもありますし、顧客のニーズと既存製品のマッチングという方向性で進めていくケースもあります。

商品企画

市場リサーチの結果に基づいて、今後ニーズが高まるであろう商品を企画します。 例えば「幅広い世代からミニマルライフが注目されている」「シンプルで使いまわしができて、環境に優しい製品が売れる」というような市場リサーチの結果に基づいて、「リサイクル原料を〇%以上使用した素材で、エコバッグにもお出かけバッグにもなるシンプルなデザインのバッグ」を企画する、というようなことです。 マーケティング職は商品のコンセプトを考えたり、ターゲットとなる顧客層のニーズを深堀したりして商品企画を進めていくのです。場合によっては、社内での承認申請にも携わったり、商品の製造ラインや流通関係などへの連携も求められることがあります。

営業企画と広告戦略

商品企画の次は営業企画と広告戦略です。市場リサーチのデータを参考に、営業するエリアや手法、広告の出し方や媒体などを考えていくのです。 最近では、若年層を中心にオンラインでの商品購入が主流になりつつありますよね。これに伴い、営業企画や広告媒体の選択にも大きな影響が出ています。 例えばターゲットとなる顧客層が10代〜20代であればテレビCMよりもSNS広告の方が有効かもしれません。また、丁寧でシンプルな生活に憧れる30代~40代をターゲットにしている場合、「安い!」というキーワードを全面に打ち出すのは逆効果かもしれませんよね。 このように、ターゲットとなる顧客の心理や市場リサーチの結果、商品企画の過程などを考慮して営業企画や広告戦略を立てていきます。

データ分析と活用

広告の効果がどの程度あったのか、商品の販売状況はどうか、消費者の反応はどうか、などのデータを分析して今後の販売に活用します。 例えば若年層をターゲットにしていてSNS広告を中心に出した場合。広告からの流入は期待値を上回ったのか、消費者間での口コミの広がりはどうであったか、などの数値を計測・分析します。期待通りかそれ以上の結果が出れば良いですが、期待を下回った場合は別の方法を考える必要がありますよね。 SNSを活用するとしても広告を出すのではなく、インフルエンサーへの外注の方が効果があるかもしれません。データを抽出・分析してそれを活用することで、より効果的なマーケティングが実現するでしょう。

マーケティングに向いている人

本記事をご覧のみなさんの中には、「マーケティングに興味があるものの、自分に向いているかわからない」「マーケティング職に就いたが、自分には向いていないのでは?」などとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。 一般的にマーケティングに向いている人として、以下の3点の特徴があげられます。 ・ロジカル思考 ・想像力が豊か ・トレンドに敏感 それぞれの特徴について詳しく解説しますので、ご自身の特性と照らし合わせながら見ていきましょう。

ロジカル思考

マーケティングに向いている人の特徴としてまずあげられるのが、ロジカル思考であることです。 前述の通り、マーケティングの仕事内容は現状把握やマーケティングの目的、目的達成に必要な行動などを論理的に考えることです。単に「最近これが流行っているみたいだから」「こんな便利サービス、人気になるはず」などという考えでマーケティングをしていては効果は期待できませんよね。 逆にロジカル思考が身についているマーケターなら、長年売れ行きが悪かった商品でも「なぜ売れなかったのか、誰に売ろうとして売れなかったのか、本当にこの商品を求めている人は誰か、どの方法で広告を出せば必要な人に届くか」などを論理的に考えたり分析したりして、結果を出すかもしれません。 マーケティングだけではなく、法人営業職をはじめとしたビジネスパーソンにとっては、ロジカル思考を身につけるのはとても重要なことです。 ロジカル思考、論理的な思考についてはこちらの記事でも解説しています↓ 営業職に向いている人の特徴って?その適性をチェック!

想像力が豊か

一見、ロジカル思考とは真逆の方向にあると思われがちですが、マーケティングには想像力も必要です。 いくらデータ分析が得意でロジカル思考を持っていても、消費者の心理や行動を完全に見通すことはできませんよね。当然、マーケティングにおいてデータ分析は重要な業務ですが、それと同時に消費者の心理や行動を想像する力も大切なのです。 近年、新型コロナが流行しましたが、過去に経験のないような事態に社会全体が混乱しましたよね。外出や行動に制限があるなか、消費者の購買意欲や行動はどうなるのか、この事態を逆手に取るにはどのような新商品・サービスが必要なのか、などを想像できる人はマーケティングに向いているでしょう。

トレンドに敏感

マーケティングでは、すでに流行しているものよりも、「これから流行しそうなもの」や「すでに人気だがマーケティング次第で爆発的にヒットしそうなもの」などを中心に扱います。当然、トレンドに敏感でなければいけませんよね。 特に若年層の間では、商品・サービス・コンテンツのトレンドが目まぐるしく移り変わります。今流行っているものは、半年先にはすでに古いものになっている可能性もあります。最先端のトレンドを追うと共に、自分自身がマーケティングによってトレンドを作り出すくらいの勢いが必要かもしれません。

マーケティングに向いていない人

マーケティングに向いていない人の特徴は、基本的には向いている人とは反対です。ここではマーケティングに向いていない人として、代表的な4つの特徴をご紹介します。 ・感覚や勘に頼りすぎる ・ルーチンワークが好き ・トレンドやスキルアップに興味がない ・地道な作業が苦手 もし、マーケティングに向いていない人の特徴に当てはまる部分があっても、別の部分で補ったり、苦手克服のために努力したりしてカバーすることも可能かもしれません。まずは以下の特徴を把握し、理解しておきましょう。

感覚や勘に頼りすぎる

マーケティングをする上で、感覚や勘に頼りすぎるのは危険です。前項でも述べた通り、マーケティングでは数値やデータからロジカルに考えるのが非常に重要なポイントです。 「こっちの方が流行っているから、こうしよう」「前よりだいぶ売れるようになった」などの感覚で考えることしかできない人はマーケティングには不向きと言えるでしょう。 「〇に比べて◇の方が〇%購入総額が大きいから、今後は◇に注力する」「マーケティング施策実施前の〇年〇月と比較して、施策実施後の〇年〇月は〇%売上がアップした」というように客観的なデータに基づいて考えられるようになると良いですよね。

ルーチンワークが好き

毎日同じ作業を繰り返したり、毎回同じ手法で行うようなルーチンワークを好む人には、マーケティングは向いていないかもしれません。 マーケティングにおいてもセオリーはありますが、対象の商品やその時のトレンド、社会情勢などに合わせて臨機応変に対応する力が求められます。データの抽出や分析など、ルーチンワークに近い業務もありますが、マーケティングの本質はデータをもとに考えることですので、覚えておきましょう。

トレンドやスキルアップに興味がない

トレンドを追うことに興味がない場合、マーケティングには向いていないでしょう。マーケティングにおいては「新しい商品やサービス」「新しい手法」「新しい媒体」「最新の業界情報」など常に新しいことやものが登場します。これらを敏感にキャッチしたり、時には自らが新しいこと・ものを生み出したりする必要があります。 また、スキルアップに関心がない人もマーケティングには向いていないでしょう。マーケティング業界で活躍するためには、強い意思と高い向上心を持って、勉強したり新たな知識を身につけることが大切です。

地道な作業が苦手

マーケティングは一見、派手で華やかなイメージがあるかもしれません。しかし、世の中の注目を集めるような仕事の裏にも、データの収集や分析、市場リサーチや社内でのプレゼンなど地道な作業があるのです。 期待する成果が出るか分からない中で、地道な作業や効果測定を繰り返すのもマーケティングの仕事の一部。特にマーケティング未経験の方の中には、「トレンドを追って活躍し、世の中に注目される職種」という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。 マーケティングに限らず営業や販売など、企業の売上・利益に直結するような職種は会社の花形と言われることもあります。しかし実際には地道な作業の積み重ねであることも多いので、とにかく目立つことだけをしていたい人には向いていませんので覚えておきましょう。

マーケティング職のキャリアパス

マーケティングに向いている人とは?特徴ややりがいについても解説! マーケターとしてすでにご活躍の方の中には、マーケティング職のキャリアパスについて興味のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここではマーケティング職のキャリアパスとして以下の3つの観点から解説します。 ・マーケティング会社への転職 ・企業の経営や広報に携わる ・フリーランスのマーケターとして独立 それぞれ詳しく解説しますので、マーケティング職のキャリアパスに関心がある方はチェックしてみてください!

マーケティング会社への転職

マーケティング業務を専門的に行い、あらゆる企業のマーケティングを請け負うマーケティング会社への転職です。 マーケティング会社では、様々な分野・ジャンルのマーケティングを経験することが可能。製品のマーケティングだけではなく、Webメディアを利用したWebマーケティングや、SNSアカウントを利用したSNSマーケティングなど、幅広いジャンルの経験が積めるでしょう。 また、マーケティング会社ではマーケティングに関するノウハウや最新のマーケティング情報などもキャッチできますし、マーケター経験が浅いうちから様々な案件に関わることも可能です。 企業でマーケティング担当をしていて、マーケターとしてさらにスキルアップしたいとお考えの方は、マーケティング会社への転職を検討しても良いでしょう。転職の際には、マーケティング職に特化した転職サイトを利用したり、転職エージェントに相談するなどして、失敗のないように準備するのがおすすめです。

企業の経営や広報に携わる

マーケティングは、企業の経営や広報とも関連する業務です。マーケターとして活躍した後には、プロジェクトリーダー、マーケティング部門の責任者への昇進や企業の経営部門、広報担当など、マーケティングと関わりのある部門への異動も可能でしょう。マーケターとしての経験や知識は、企業経営にも役立つのです! また、商品やサービスを売る仕組みを考えてきたマーケターとしての経験は、企業そのものの認知度をアップさせる広報部門でも活かせるでしょう。企業のブランディングやイメージ戦略など、より大きな規模でのマーケティングも可能です。

フリーランスのマーケターとして独立

マーケターとしての経験や実績が十分にあれば、独立してフリーランスのマーケターになることもできるでしょう。 フリーランスになる場合、仕事の受注や報酬や納期の交渉、税務関連の業務など全てを自分自身で行う必要があります。仕事内容や働き方の自由度が上がる一方で、マーケティング以外の業務に費やす時間も必要になりますので覚えておきましょう。 また、当然ながら毎月定額のサラリーがあるわけではありませんから、収入面での不安もあるでしょう。現在お勤めの企業への確認や相談は必要ですが、まずは副業マーケターとしての実績を積むのもおすすめ。マーケティング業務だけではなく、フリーランスで働くということを経験し、よく理解した上で独立しましょう。 マーケティングの副業についてはこちらの記事で詳しく解説しています↓ マーケティングを副業にするには?始め方やメリットを解説!

マーケティングの将来性

マーケティングは商品の開発・販売や情報の提供など、企業の活動には必要不可欠な仕事ですよね。一方で近年、AIを始めとしたIT技術の進歩が目覚ましく、データ抽出や分析といった業務を含むマーケティング職はAIに取って代わられるのではないかという不安もあるかもしれません。 しかし、本記事でも述べてきた通り、マーケティングにおいてはデータや客観的な数値を分析するのと同じくらい想像力も大切。画面上では予測できない消費者の心理や行動は、社会生活を送る人間が、社会や身の回りで起こる変化を肌で感じるからこそ予測できるものだからです。 また、マーケティングは一般的に景気に大きく左右されることなく需要がある職種です。社会の景気が良いときには、新商品の開発や新規開拓などでの需要がありますし、景気が悪いときには、既存商品の売上向上や低コストでの販売促進などの面で需要があるでしょう。 マーケティングを通して身につく知識やスキル、経験はビジネスパーソンとしてあらゆる場面での活用が可能です。前述の通り、企業経営を担ったり、独立したりすることも可能。その意味では、マーケティングの将来性には期待がもてそうですよね。

まとめ

マーケティング職には扱う商品や所属する会社、担当する業務範囲によって様々な働き方があります。本記事では一般的なマーケティング職の概要や仕事内容、向いている人の特徴などをご紹介しました。 マーケティングに興味のある方、企業でマーケティング業務を担当している方には役立つ情報だったのではないでしょうか。 マーケメディアでは、マーケティング担当者へ向けた様々な資料をご提供しています。無料の会員登録で資料をダウンロードできますので是非、ご利用ください! BIZMAPSでは、170万社以上の企業データを公開しています。無料の会員登録で月間100件までの企業データをダウンロードできます。「#2022年1月新設法人」「#新卒採用を複数媒体で行っている企業」などのオリジナルタグを使用しての企業検索も可能。 是非、マーケティングにご活用ください! こちらの記事ではマーケティングや必要なスキルについて詳しく解説しています!是非ご覧ください↓ マーケティングとはそもそも何?その定義や歴史を徹底解説! マーケティング心理学とは?基本と効果的なテクニック11選を解説! マーケティングに必要なスキルとは?身に付けるべき6つのスキル!

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