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植物工場運営企業とは?法人営業担当向け基礎知識と全国の代表的企業 植物工場は気候や天候に影響されずに、野菜の安定した栽培が可能な栽培施設です。植物工場を運営する企業は経営面でも安定しているところが多く、参入を検討する企業および農業関係者も増えています。 今回の記事では、植物工場運営企業を営業ターゲットの範疇に入れている法人営業担当者のみなさんに向けて、植物工場運営企業の基礎知識と全国の代表的な植物工場運営企業のプロフィールを紹介します。 ぜひ、営業先の新規開拓プランを立てる際の参考にしてください。

植物工場運営企業とは?

植物工場運営企業とは?法人営業担当向け基礎知識と全国の代表的企業 植物工場とはテクノロジーを活用して、屋内の環境を人工的に調整して作物を大量生産する施設です。光や水の量を人工的に調整しながら、作物の安定供給をめざします。そして、企業として植物工場の運営に取り組むのが植物工場運営企業です。 施設内での植物の生育環境である光や温度、湿度、二酸化炭素濃度や養分、水分などをコントロールして行う栽培を施設園芸と呼びます。 その中で、環境や植物の生育をモニタリングしていくデータを基礎として高度な環境コントロールと生育予測を行い、野菜などの植物の周年・計画生産を可能にする栽培施設が植物工場です。タイプとして「太陽光利用型」と「完全人工光型」の2種類があります。 太陽光利用型は温室などの半閉鎖環境で、基本的に太陽光を利用して、夏季には高温抑制技術を用い、雨天および曇天の際に補光を施すなどにより周年・計画生産を行う栽培施設です。 一方、完全人工光型では一切自然光を入れない閉鎖環境で、すべてを人工的な光(LEDなど)でまかないます。 植物工場はICT(情報通信技術)を駆使してデータから得られる、合理的な栽培方法が実施されるのが特徴です。 現在のところ世界レベルで植物工場の考え方の導入や研究が進んでおり、日本においても先進的な企業が参入を開始しています。 環境を人工的にコントロールすることで周年栽培を実現し、安定した収量を確保できる植物工場は「未来の農業」として、さまざまな方面から多くの関心が注がれています。

植物工場への企業参入の歴史と現状

植物工場運営企業とは?法人営業担当向け基礎知識と全国の代表的企業 植物工場が日本で話題を集めだしてから、およそ30年が経っています。普及のスピードは速くはありませんが、着実に発展を遂げてきたのも事実です。 日本においては、ほぼ10年周期で植物工場が注目されて、その都度大きく進展してきました。それぞれの節目にどのように植物工場は発展し、企業参入が進んできたのかを振り返ってみましょう。 植物工場への企業参入の歴史を1980年代と1990年代、そして現状につながる2000年代以降に分けて解説します。

1980年代

株式会社日立製作所が1985年のつくば科学万博で公開した「人工光型モデルプラント」が、農業関係者や食品産業関係者の間で大変話題になりました。 当時は一段棚の平面栽培で、光源はナトリウムランプです。ショッピングモールなどの食品売場に小規模の植物工場を併設し、野菜直売や工場見学などで消費者にアピールを行ったことで注目を浴びました。

1990年代

1990年代にはキューピー株式会社がマヨネーズ拡販戦略の一環として、植物工場のユニット販売を開始したことでの大きな進展がありました。 ただし光源はまだナトリウムランプです。V字型に栽培ベッドを配置することで、管理を簡易化して生産性を飛躍的に向上させました。 農林水産省がこの頃に、植物工場の普及をサポートし始めます。その流れでJFEライフ株式会社がアメリカから技術導入した工場で事業に取り組み始めるなど、企業の参入が相次ぎました。同社は現在も生産を継続しています。 しかし当時はコストがかかりすぎて損益分岐点をクリアすることが難しく、当時トライしたほとんどの企業が撤退しています。その後、蛍光灯を利用した多段式の設備が主流となる技術革新により、生産性が大きく向上しました。

2000年代以降〜現在

2009年には経済産業省と農林水産省が共同で、産学官連携の植物工場の普及に向けた「植物工場ワーキンググループ」を設置しました。 これは、研究開発が加速度的に進むきっかけとなります。また、農林水産省は農業と福祉の連携を推進するために、障害者にとって働きやすい植物工場における障害者雇用に補助金制度を設けました。 これらの動きがテクノロジーの発達による生産効率の向上化とあいまって、企業の新規参入が増える下地となり、現在に至ります。

植物工場を運営する企業のメリットとデメリット

植物工場運営企業とは?法人営業担当向け基礎知識と全国の代表的企業 植物工場を運営するにあたっては、運営企業にとってメリットが多いですが、もちろんデメリットもあります。 植物工場運営の主なメリットは以下のとおりです。
  • 高機能野菜の生産
  • 連作障害を回避
  • 周年栽培を実現
  • 未経験でも従事可能
  一方、主なデメリットは以下のとおりです。
  • イニシャルコストとランニングコストの負担
  • 損益分岐点は低くない
  • 技術は発展途上
  • 価格競争力に劣る
  それぞれを詳しく見ていきましょう。

植物工場運営のメリット

【高機能野菜の生産】 最近では、生育環境(温度・湿度・水質・肥料・光など)を高度にコントロールすることにより、食品としての機能性成分の含有量を調整することが可能になってきました。 この技術によって鉄分やビタミン、マンガンなどを一般的な品種よりも多く含む、栄養価が高い高機能野菜や抗酸化作用の強い野菜の生産が可能です。亜硝酸態窒素などの有害成分の含有量を抑える栽培方法も存在します。 【連作障害を回避】 植物工場では基本的に「土」を使わない水耕栽培であり、本来土が担っていた作物の根を支え、養分を与える役目を液体肥料や水に浮かせたパネルで代替します。 その結果、土壌の成分バランスの乱れや土壌の害虫によっておきる連作障害を回避できて、短サイクルで同じ作物を連続で栽培できます。 【周年栽培を実現】 工場では、温度・湿度・光・二酸化炭素濃度・養分など環境を高度に管理するため、季節にかかわらずほぼ周年での安定した栽培が可能です。また、作付けと作付けの間の期間が土耕栽培より短いため、年間を通じた反当たり収量は多くなります。 出荷計画や受注状況に応じた栽培のコントロールで収量の見込みも大きくずれることはないため、計画生産が進めやすいといえます。 【未経験でも従事可能】 屋外作業では水量調整や天候への対応などが、経験にもとづいた目分量で行われることも多く、栽培ノウハウが継承されづらいものです。一方、植物工場では栽培作業の詳細をマニュアル化しやすく、農業未経験のアルバイトやパートタイマーでも作業に就けます。 また、働く環境としても従来の農業と比べて植物工場なら制約が少なく、高齢者や障害者でも働きやすいといえるでしょう。 都心での立地も可能なので交通の便もよく、年間通して空調で適切な温度に管理されているので、猛暑極寒などによる体調への悪影響も心配がありません。 植物工場が障害者向けの就労支援施設として導入された事例も少なからずあり、新たな雇用創出の役目も担っています。

植物工場運営のデメリット

【イニシャルコストとランニングコストの負担】 植物工場の新設にあたっては、土地・建物の確保はもちろん、高額な機材が必要であり設備投資としてイニシャルコストがかなりかかってきます。数百万円から数千万円を超えることも珍しくはありません。 それに加えて、水道光熱費などのランニングコストも継続的にかかります。想定されるコスト負担をよく計算して取り組む必要があるでしょう。 【損益分岐点は低くない】 前述のランニングコストと深く関連してくる項目ですが、損益分岐点は決して低くありません。額面は施設によってさまざまですが、仮に一般的な植物工場の損益分岐点をレタスの収量に換算すると、1日あたり3,000株以上の出荷ができて収支が合うくらいだといわれています。 それだけを考えれば、資金に余裕のある企業や大規模な農業法人でなければ、参入は難しいでしょう。ところが実際には、多くの小規模な植物工場が運営されています。 それは農林水産省による農福連携(農業と福祉の連携)推進のための補助金などを活用し、障害者雇用を実現しながら運営することで可能となっているのです。 【技術は発展途上】 技術に関してはまだ発展途上の部分も多く、葉菜類(レタスなど)や一部のハーブ以外では事業として運営できるほど技術が確立しきっていません。 果菜類(トマトなど)の場合、作物自体の背が高くて葉と果実の重なりが多いので、光が全方位からあたるように工夫された特殊な光源を複数で使用する必要があります。そのため、初期投資もランニングコストも負担が大きいのです。 【価格競争力に劣る】 初期投資を回収するために適切な価格設定をすると、大規模な植物工場であっても露地栽培の価格設定にはかないません。そのため、前述のような高機能野菜で付加価値をつけて販売するか、農福連携などの社会的意義に理解ある販路の開拓などが必要になってきます。 このように、興味深いメリットと難しい課題のデメリットを持つ植物工場は、法人営業の顧客ターゲットとして、Win-Winの提案がさまざまに考えられる期待できる業種です。

全国の代表的な植物工場運営企業

植物工場運営企業とは?法人営業担当向け基礎知識と全国の代表的企業 全国の代表的な植物工場運営企業としては、以下が挙げられます。
  • オリックス農業株式会社
  • MIRAI株式会社
  • 株式会社センコースクールファーム鳥取
  • 株式会社健菜堂
  • 会津富士加工株式会社
  • 株式会社タナベ
  • 株式会社オスミックアグリ千葉
  • サンキ植物工場株式会社
  • 株式会社大畑
  • 株式会社インターナショナリー・ローカル
  • 株式会社ベジ・ファクトリー
  • NKアグリ株式会社
  • 日本植物工場株式会社
  • あずまー植物工場株式会社
  • 株式会社GT-Japan
  • 人の森株式会社
  • エイチニュー株式会社
  • 株式会社アクア
  • 株式会社アルミス
  • 株式会社パスカル
  • 株式会社オルカビジョン
  • 有限会社サンライフ野菜センター
  • 株式会社シナジーテック
  • 有限会社安全野菜工場
  • 株式会社ヴェルデオンコンサルティングジャパン
  これらは日本最大級の企業データベースBIZMAPSを活用して、大業種を「食品業界」にしてキーワードで「植物工場 」で絞り込んだ結果から抜粋しました。 ただし自社で野菜の生産は行わずに、植物工場のコンサルティングや必要設備の販売を扱う企業については、今回は対象外としています。 ここで紹介するのは(コンサルティングや設備販売も兼業する企業も含めて)自社の植物工場で野菜の生産自体を行う企業です。 個々の企業のプロフィールを紹介しましょう。

オリックス農業株式会社

兵庫県養父市を本拠地としているオリックス農業株式会社は、植物工場によるさまざまな野菜の生産・販売等を行う会社です。 生産者と小売業者等をつなぎ、青果を全国へ安定供給する新しい流通形態を構築しました。これにより、農業バリューチェーンの効率化を実現しています。 また、顧客に選ばれる商品を生産することで日本の農業が抱える課題を解決し、新しい価値を創造しているのです。自社生産で培った栽培ノウハウにより、農事業ビジネスの拡大を目指しています。 【事業対象】 食品業界/農 会社情報はこちら オリックス農業株式会社

MIRAI株式会社

千葉県柏市青田新田飛地を本拠地としているMIRAI株式会社は、2004年創業の主に植物工場で野菜を生産し販売する企業です。 植物工場を導入して土地面積当たりの収穫量が50〜100倍、農薬を一切使用せず、気候条件に左右されず生産量が安定しています。また、野菜の病気や気候リスクが大幅に軽減され、水の使用量が1/50です。 自社の植物工場における野菜の生産以外にも、植物工場装置の販売、植物工場事業や生産性の向上、コストダウンに関する工場運営のコンサルティングを手掛けています。 【事業対象】 コンサルティング業界/製造業コンサルティング/農 会社情報はこちら MIRAI株式会社

株式会社センコースクールファーム鳥取

鳥取県東伯郡湯梨浜町はわい長瀬を本拠地としている株式会社センコースクールファーム鳥取は、2010年設立の野菜やキノコの栽培を植物工場にて手掛けている企業です。 廃校を利用した植物工場にて無農薬の野菜やキノコを生産し、通信販売も展開中です。主な商品の販売先には、関西や中部、山陰エリアのスーパーマーケット等があります。 【事業対象】 食品業界/農 会社情報はこちら 株式会社センコースクールファーム鳥取

株式会社健菜堂

富山県富山市山田赤目谷を本拠地としている株式会社健菜堂は、2013年創業の植物工場による野菜の生産、えごまの露地栽培、生産物の加工販売を行っている企業です。 富山県の牛岳温泉植物工場を拠点にしています。健康に良いモノづくりを通した社会貢献を目指しています。主な製品として、えごまの実やえごま油、えごまの葉&スプラウトがあります。 【事業対象】 食品業界/農/製粉・食用油 会社情報はこちら 株式会社健菜堂

会津富士加工株式会社

福島県会津若松市町北町上荒久田宮下を本拠地としている会津富士加工株式会社は、1982年設立の植物工場による農作物の生産を行っている企業です。同社は閉鎖型植物工場を立ち上げ、機能性野菜の生産を展開しています。 その特徴としては、外の空気から完全に隔離することで雑菌の繁殖を限りなく抑制し、無農薬で栽培することです。「信用と信頼」を経営理念とし、品質・コスト・スピードによって顧客のニーズに応えています。 【事業対象】 製造業界/機械業界/食品業界/半導体/農業機械/農 会社情報はこちら 会津富士加工株式会社

株式会社タナベ

愛知県岡崎市柿田町を本拠地としている株式会社タナベは、1989年設立の植物工場運営やレザーなどの素材加工を行っている企業です。 自社植物工場やベトナム工場での野菜果物生産事業を行っており、苺やフリルレタスなどの生産販売も行っています。 また、大手自動車メーカーで使用されるステアリングホイール用レザーの製造を行っているほか、ウレタンやゴムなどを使用した自動車部品の裁断加工も請け負っています。 【事業対象】 製造業界/皮革/ゴム・タイヤ/農/自動車部品・カー用品 会社情報はこちら 株式会社タナベ

株式会社オスミックアグリ千葉

千葉県千葉市緑区平川町を本拠地とする株式会社オスミックアグリ千葉は、2016年創業の植物工場による農産物の生産および販売を手掛ける企業です。 パック詰、配送の拠点となる次世代型植物工場の運営・管理を手掛け、自社開発の高密度微生物有機培土「オスミックソイル」と高度環境制御温室「オスミックハウス」を活用した独自技術による高糖度フルーツトマト「オスミックトマト」の栽培を行っています。 【事業対象】 食品業界/農 会社情報はこちら 株式会社オスミックアグリ千葉

サンキ植物工場株式会社

千葉県八街市八街を本拠地としているサンキ植物工場株式会社は、植物工場によるにんにくの生産・販売を手掛けています。千葉県八町市のきれいな地下水を使用し、完全無農薬栽培で「にんにくのスプラウト」と呼ばれる発芽にんにくを生産しています。 原料の剪定から栽培、梱包、発送までのすべての工程を日本最大級の自社工場にて手掛ける、一貫生産方式です。徹底した品質管理も、同社の特徴であり強みです。 【事業対象】 食品業界/農 会社情報はこちら サンキ植物工場株式会社

株式会社大畑

静岡県榛原郡川根本町徳山を本拠地としている株式会社大畑は、1975年設立の植物工場の運営や給排水設備工事・部品組立等を行う会社です。鉛フリーのはんだを使用したはんだ付けを実施できるのが特長です。 植物工場は新規事業として参入したもので、無農薬による完全密閉式植物工場を展開しています。消毒をせず天候に左右されないため、飲食店等に安定した野菜を提供可能です。 少量生産にも対応しつつ、基本的には量産を目指して栽培事業を手掛けています。 【事業対象】 建設・建築/衛生設備工事/農/ガス・燃料製品と原料採掘/その他業務請負 会社情報はこちら 株式会社大畑

株式会社インターナショナリー・ローカル

沖縄県糸満市真栄里を本拠地としている株式会社インターナショナリー・ローカルは、2008年設立の植物工場運営やアイスプラント、ベビーリーフ、バジルなどの植物工場設備の販売を行う会社です。 植物工場にてさまざまな野菜の生産および販売を手掛け、フランチャイズ事業も展開しています。主な取引先はイオン琉球株式会社、金秀商事株式会社などです。 【事業対象】 食品業界/商社業界/農/その他専門商社 会社情報はこちら 株式会社インターナショナリー・ローカル

株式会社ベジ・ファクトリー

東京都新宿区西新宿を本拠地としている株式会社ベジ・ファクトリーは、2021年創業の植物工場運営および完全人工光型・水耕栽培植物工場を開発する企業です。 世界で唯一の、結球レタス量産化が可能なシステムを運用しています。植物工場プラントのコンサルティング・設計監理、野菜の生産・販売、植物工場における栽培支援なども手掛けています。 【事業対象】 食品業界/農 会社情報はこちら 株式会社ベジ・ファクトリー

NKアグリ株式会社

和歌山県和歌山市梅原を本拠地としているNKアグリ株式会社は、2009年設立の植物工場による野菜の生産・販売、機能性野菜の研究開発・流通を手掛ける企業です。 自社野菜ブランド「AQUA LEAF」は、土を使わない水耕栽培で作った野菜として提供しています。ほかにも全国の野菜工場と提携し、商品開発にも取り組んでいます。 【事業対象】 食品業界/水産/農 会社情報はこちら NKアグリ株式会社

日本植物工場株式会社

大阪府大阪市中央区北浜東を本拠地としている日本植物工場株式会社は、2014年設立の完全人工光型の植物工場による水耕栽培、日本産のきくらげのハウス栽培、技術の提供、農業の人材の育成、確保を行っている企業です。 日本産にこだわっている企業であり、日本産の食材のみを使用した加工も行っています。また、健康や美容の効果や輸入したきくらげと日本産のきくらげの栄養差等の研究に力を入れています。 【事業対象】 食品業界/農/水産/その他外食/その他コンサルティング 会社情報はこちら 日本植物工場株式会社

あずまー植物工場株式会社

奈良県奈良市中登美ヶ丘を本拠地としているあずまー植物工場株式会社は、2014年設立の植物工場による葉物野菜の水耕栽培を手掛けている企業です。 安心・安全な野菜の栽培を目的として、農薬を使わない水耕栽培を行っています。完全温度管理をした屋内型の工場で、フリルレタスやパタビアレタス、レッドオーク・ロウサイやロメインレタスなどの野菜を栽培しており、Amazonにてネット販売も行われています。 【事業対象】 食品業界/農/水産 会社情報はこちら あずまー植物工場株式会社

株式会社GT-Japan

福岡県福岡市博多区寿町を本拠地としている株式会社GT-Japanは、2017年設立の食品工場運営やLED照明機器の製造、輸出入販売等を行う会社です。 LED照明機器や電子機器等の製造は日本で設計した後、中国や韓国で部品を調達し、基本組み立ては日本国内で実施しています。 オフィス・商業施設・各種事業所向けに企画から導入、管理まで一貫して行えるのが強みです。また、工場や倉庫の空いたスペースに植物栽培LEDを設置し、野菜や果物の水耕栽培を行う植物工場プラント事業を手掛けています。 【事業対象】 家電業界/照明器具 会社情報はこちら 株式会社GT-Japan

人の森株式会社

神奈川県海老名市中新田を本拠地としている人の森株式会社は、1940年設立の食品工場運営やフィットネス事業・骨材などの販売・土木工事・建築工事・地質調査・地下水膜ろ過システムの設計施工を行う企業です。 LEDを用いた完全人工光型植物工場での果物の生産や、地質調査、不動産事業など幅広く事業展開しています。 また、神奈川県内にトレーニングジムやサウナなどのリラクゼーション施設を併設した店舗の運営や、地下水を有効利用する地下水ろ過システムの設計・施工を手掛けています。 【事業対象】 建設・建築/ゼネコン/その他業務請負 会社情報はこちら 人の森株式会社

エイチニュー株式会社

徳島県鳴門市撫養町小桑島字前浜を本拠地としているエイチニュー株式会社は、2019年設立の植物工場運営や料理やスイーツに使える「食べるおしばな」の開発・製造を主に行う企業です。 植物工場ではクリーンな環境の下、季節や天候を問わず安定的に栽培しています。咲いたままの形・色を長期間保持できて、保存料・着色料を一切使わず、花だけを特殊技術により押花加工しています。 「食べるおしばな」は一度に使いきれない場合は乾燥材とともに密閉容器に入れ、在庫として常温保存が可能なところが評判の商材です。 【事業対象】 食品業界/農 会社情報はこちら エイチニュー株式会社

株式会社アクア

大阪府大阪市中央区瓦町を本拠地としている株式会社アクアは、2021年設立の植物工場運営や生産・地域貢献など諸問題の解決に取り組んでいる企業です。 安定した食料供給と環境への負担を極力抑えた生産活動を目的に、植物工場「アクアポニックス」を運営しています。また、飲食店の運営やクリエイターのマネジメントなどを手掛けています。 ほかにも動物の殺処分ゼロに取り組み「あくあ保護猫シェルター」を運営して、行き場を失った猫の保護活動を展開中です。 【事業対象】 その他サービス業界/その他サービス 会社情報はこちら 株式会社アクア

株式会社アルミス

佐賀県鳥栖市永吉町を本拠地としている株式会社アルミスは、1989年設立の植物工場運営やアルミ型材・板材の販売を行っている企業です。その他にもアルミ製建築用仮設資材や農業用資材の製造・販売を行っています。 また、人工光型植物工場の設備製造・販売も行っています。創業からアルミ建材製品や型材・板材などの製造に長く携わってきたためコストパフォーマンスに優れ、高品質のアルミ製品の提供が可能です。 【事業対象】 建設・建築/金属系建材/農/二輪車/農業機械 会社情報はこちら 株式会社アルミス

株式会社パスカル

長野県佐久市猿久保を本拠地としている株式会社パスカルは、1984年設立の植物工場運営やシステム開発を行っている企業です。 さらに自社システムを用いて管理された植物工場でレタスを栽培し、その販売を行っています。また、主なIT製品として、緊急連絡網、安否確認システムのオクレンジャーや、農業クラウドシステムのアグレンジャーなどがあります。 ほかにもITインフラ構築の設計、提案やWebサイトの製作、運営などが事業の一部です。 【事業対象】 IT・Web/サーバー・ネットワーク/Webコンサルティング 会社情報はこちら 株式会社パスカル

株式会社オルカビジョン

東京都新宿区四谷を本拠地としている株式会社オルカビジョンは、1997年創業の植物工場運営やデジタルコンテンツ制作やエコプロデュースを事業としている企業です。 主力としては動画コンテンツやWebサイトの企画制作、MAスタジオの運営、エコ関連事業の企画・開発・販売、インドア植物工場事業、エコ技術用途開発です。東京インタラクティブアドアワードや経産省デジタルコンテンツグランプリを受賞しています。 【事業対象】 IT・Web/食品業界/Webコンサルティング/農 会社情報はこちら 株式会社オルカビジョン

有限会社サンライフ野菜センター

香川県三豊市高瀬町上麻乙を本拠地としている有限会社サンライフ野菜センターは、1993年設立の植物工場を運営する企業です。 超高密度野菜の水耕栽培システムを利用した21世紀の農業を担う植物工場として注目を集めており、野菜の収穫まで全てオートメーション化できるシステムを実現しています。 【事業対象】 食品業界/農 会社情報はこちら 有限会社サンライフ野菜センター

株式会社シナジーテック

徳島県阿南市下大野町五反畑を本拠地としている株式会社シナジーテックは、1988年設立の植物工場運営や​ドローンライティング​などを行っている企業です。その他にも​イルミネーションの企画や製作を手掛けています。 また、イルミネーション演出用アプリケーションの開発も事業のひとつです。それを用いて細密な出力制御を行う事で、感動的な音楽演出が可能です。植物栽培用LEDの製造・販売や植物工場の運営、生産物の販売も手掛けています。 【事業対象】 家電業界/照明器具/システム受託開発/その他リース 会社情報はこちら 株式会社シナジーテック

有限会社安全野菜工場

山形県米沢市南原横堀町を本拠地としている有限会社安全野菜工場は、1996年創業の植物工場による無農薬野菜等の栽培・販売等を行う会社です。 創業以来、「完全人工光型植物工場産」の安心・安全な無農薬、株採りサンチュの栽培および販売を手掛けてきました。衛生的な環境で育てているため、洗わずにそのまま食べられるのが特徴です。 工場栽培により天候に左右されず、一年を通して安定的に届けられるのも強みです。 【事業対象】 食品業界/農/自社型eコマース 会社情報はこちら 有限会社安全野菜工場

株式会社ヴェルデオンコンサルティングジャパン

神奈川県横浜市神奈川区菅田町を本拠地としている株式会社ヴェルデオンコンサルティングジャパンは、2002年創業の植物工場を営む会社です。 土壌用環境資材「ヴェルデナイト」の販売も手掛けます。これは土壌改良材として世界一般で使用されている「ピートモス(みずごけ)」に、粘土物質「モンモリロナイト」をコーティングした製品です。 ピートモスの保水性と、モンモリロナイトの土壌の栄養分を保持する力を併せ持っています。 【事業対象】 商社業界/その他専門商社/楽器/経営コンサルティング/起業コンサルティング 会社情報はこちら 株式会社ヴェルデオンコンサルティングジャパン

植物工場の企業についてのまとめ

植物工場運営企業は日本での登場からおよそ30年の間に、10年ごとに話題になる時期がありました。設備投資や運営コストも大きく、損益分岐点のクリアが難しい業種です。 それでもテクノロジーの進化を吸収し、また産学官連携が後押しして少しずつ市場は伸びています。植物工場運営企業の会社を営業対象のひとつとする法人営業担当のみなさんにとって、ここで紹介した業種概要や企業情報は参考になるでしょう。 BIZMAPSに無料登録すると月に100社の企業情報をダウンロードできます。法人営業の新規開拓戦略を検討する材料になるので、ぜひお気軽にご利用ください。 BIZMAPSで検索 その他の業種はこちらで特集しています。 半導体製造会社売上ランキングTOP30!IT系法人営業担当者必見 ドライアイスを製造する会社10社!業界が注目されている理由は? 製造会社(業種別企業数)ランキングTOP8【法人営業担当者必見】 エレベーター会社をランキング形式でご紹介!創業年数や資本金順 機械商社とは?法人営業担当者のためのランキングTOP30も紹介! 法人営業担当者のための建設業界土木会社ランキングTOP30紹介! 大手不動産会社売上ランキング&法人営業担当者のための優良会社一覧 国内通販会社ランキング上位30を紹介!【BtoB営業担当者必見】 東京のスーパーマーケット利用度ランキング!首都圏1都3県別&総合

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