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営業メールは件名が鍵!読まれるための例文をご紹介 営業職なら毎日のように送受信するメール。連絡ツールとしてだけではなく、商談や成約に繋がる有効な営業ツールですよね。 普段から特に意識せずに送受信している方もいらっしゃるかもしれませんが、いくつかのポイントを抑えることで、メールの営業効果は格段に向上するのです。 今回は営業メールの【件名】にフォーカスして、その役割や効果的な件名の書き方、シーン別の件名例文をご紹介していきます!新人営業職のみなさんはもちろん、ベテラン営業職のみなさんも、この記事の情報を参考に営業メールの基本を改めて確認しておきましょう!

営業メールの件名とは?

営業メールは件名が鍵!読まれるための例文をご紹介 まずは営業メールの件名とは何かを解説していきます。 ビジネスメールの場合は、メール本文の内容と同等に重要視されるのが件名です。ビジネスパーソンは毎日多くのメールを受信し、その中で開封すべきメールとそうでないメールを、内容の重要度に応じて優先順位を付けていきます。限られた時間の中で業務を行うのですから、不要なメールを開封する時間が惜しいのです。 では、メールの重要度を判断するための材料は何でしょうか。それが件名です。つまり件名の付け方によって、顧客にとってのメールの重要度が変わってくるのです! 私用のメールではほとんど使われない件名ですが、ビジネスシーンではメール本文と同等に重要であることが分かりましたね。 営業活動をより効率的・効果的に進めていくためにも、改めて営業メールでの件名の重要性や具体的な作成方法について考えていきましょう。

営業メールでの件名の役割・効果

営業メールにおける件名の役割や効果について具体的に解説していきます。 先ほど解説した通り、営業メールにおける件名はとても重要です。件名の役割や効果を理解しておくことで、目的に合った効果的な件名を付けることができるでしょう。 メールは単なる業務連絡のツールとしてではなく、顧客とのコミュニケーションや、効果的な営業活動への活用などといったメリットもあります。有効に活用できるように工夫してみましょう!

開封率の向上

営業メールでの件名の最も大きな役割は、開封率の向上です。多くのビジネスパーソンは1日に何通もの営業メールを受信します。その中で顧客にとって重要なメールだと判断してもらえればメールは開封されますし、そうでなければ未開封のまま削除されてしまうかもしれません。開封してもらえなければ、メール本文がどんなに有益な情報であっても意味がないのです。 効果的な件名を付けることはメールの開封率向上に直結し、より良い営業活動へも繋がります!

顧客との信頼関係構築

次に、顧客との信頼関係構築の効果です。メール本文の内容を簡潔に示すような件名を付けることで、顧客の貴重な時間を尊重する姿勢を表せます。 ビジネスシーンでは最初に答えや要件を述べ、それから詳細情報や付随情報を述べるのが良いとされていますよね。メールでも同様で、件名によって話の中核を示すのが良いでしょう。 営業メールの件名という細かな部分ですが、相手を尊重する姿勢を示すことがより良い信頼関係の構築に繋がります!

メール開封率を上げる件名のポイント

営業メールは件名が鍵!読まれるための例文をご紹介 ここからは、メールの開封率を上げる件名にするための具体的なポイントを解説していきます。 メールの作成や送信はとても効果的な営業活動ですが、作成には時間がかかりますよね。そんなメール作成の業務を少しでも効率よくこなせるように、件名作成にあたっての重要ポイントを理解しておきましょう。 以下の4つのポイントを抑えておけば、件名作成の業務も効率的にできますよ!

メール内容を端的に表現する

まず重要なのは、メール本文の内容を端的に、簡潔に表現することです。相手が件名を見た時に、メールの要件がハッキリとわかるように件名を付けましょう。 件名は【〇〇です。】【〇〇の際はありがとうございました。】などといった文章にする必要はありません。メール本文にタイトルをつけるようなつもりで書くと良いでしょう。 記事の後半ではシーン別の件名例文をご紹介しますので、是非最後までチェックしてみてください!

適切な文字数で書く

件名の適切な文字数は15〜20文字程度です。ご自身のメール受信箱を見ても分かる通り、件名が表示されるスペースはかなり狭いですよね。この狭いスペースに表示される件名で、メール本文の要件を書くわけですから、長くても20文字程度なのです。 先ほど述べた通り、件名は文章にする必要はありません。必要な情報を少ない文字数で示すのが重要だということを理解しておきましょう。

より有効なワードを使用する

少ない文字数で、相手の関心を引く件名を書くためには、より有効なワードを選ぶ必要があります。特に新規開拓やセミナー誘致のための営業メールは開封率や返信率はあまり高くありません。 少しでも開封率を上げるために、【新着・速報・特別・アイディア・無料】などといった有効なワードを使用してみましょう。

強調表現を使用する

強調表現を上手く使用すると、少ない文字数で効果的な件名を作成することができます。強調表現とは、【】<>《》※などの記号です。強調表現を使用することで、相手のメール受信箱の中でも目立ちますし、要件も伝わりやすくなりますよね。 強調表現を使用する時のポイントは囲む言葉の長さです。例えば【至急ご回答いただきたい内容です】のように文章全体を囲むのではなく、【至急】というように重要なワードのみを囲むとより効果的です。

注意すべきポイント

ここまでは効果的な件名の書き方についていくつかのポイントに分けて解説しました。さらに件名の作成にあたって注意すべきポイントを4つご紹介します。 営業メールの送受信に慣れていない新人営業のみなさんには是非知っておいて欲しいポイントです。メールを日常的に使用するベテランのビジネスパーソンにとっては基本的な知識かもしれませんが、改めて確認しておきましょう。

機種依存文字の使用

最近では営業メールをスマホから送受信するケースも増えています。スマホを使えば外出先からも営業メールを送信できるので、時間の有効活用ができて便利ですよね。 しかしそこで注意したいのが、機種依存文字の使用。機種依存文字とは言葉の通り、使用しているスマホやPC、OS環境などに依存した文字のことです。メールの送信者と受信者で異なる環境を使用している場合、機種依存文字を使用すると文字化けや不具合を起こす可能性があるので注意しましょう。

【緊急】【至急】【重要】の多用

先ほど解説した通り、重要な言葉を強調表現で囲むのは、メール開封率を上げるためには有効な手段です。しかし、【緊急】や【至急】というような件名を多用すると逆に相手からの信用を失うことになりかねません。 営業メールにおいて【緊急】や【至急】、【重要】といった件名を使用する場面はそう多くありません。突発的なトラブルが発生した場合や、大規模なシステムメンテナンスがある場合などに限られます。顧客との信頼関係を維持する為にも、メールの開封率を上げる目的でこのような件名を多用するのは、デメリットが大きいので避けましょう。

メール本文との内容の相違

件名はメール本文の内容を簡潔に示すものですから、件名とメール本文の内容が違っていては意味がありませんよね。もしメールを作成し終えたタイミングで、件名と本文の内容に相違がある場合には、もう一度メールの要件について最初から考え直した方が良いケースもあるでしょう。 相手との信頼関係にも影響しますので、送信前には再度、内容に相違がないか確認するようにしましょう。

返信する場合

受信したメールに対して返信する場合、件名には自動的に【Re:】が付きますよね。この【Re:】をはずすべきか、残すべきか迷うこともあるのではないでしょうか。営業メールの場合は【Re:】は残すのが基本です。理由は大きく分けて2つ。1つは返信であることが分かるようにするためです。もう1つはツリー構造を保つためです。【Re:】を消したり、件名を変えたりすると、相手の受信箱の中でツリー構造が崩れ、メール管理がしにくくなるのです。 このような理由から、返信の場合は【Re:】を残し、件名は変えずに送ると良いでしょう。

営業メールでの件名作成の流れ

ここではメール作成の流れを具体的に解説していきます。 確認すべきポイントがいくつかあり、面倒に感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかしポイントを抑えて確認し、必要に応じて修正を加えることでより有効なメール・件名を作成できます。 誤字脱字チェックにもなりますので、是非ベテラン営業のみなさんも以下の流れに沿ってメール作成をしてみてください!

要件を確認

まずはメール作成の前に、このメールで伝えるべき要件を確認しましょう。担当変更の挨拶、商談のお礼、セミナーの誘致、新規営業など営業メールの要件・目的は多岐に渡ります。基本的に1通のメールに対して要件は1つです。いくつかの要件がある場合には、メールを複数に分けるか、メインの要件を決めるようにしましょう。 メール作成前に要件を確認しておくことで、件名と本文の内容の相違を防ぎ、無駄な作業時間を削減することにも繋がります。

件名を作成

メールの要件を確認したら、まずは件名の作成です。件名は先ほどから解説している通り、少ない文字数で簡潔に書きましょう。 件名の内容と同様に、PCやスマホの画面で見た時に必要な情報が分かりやすいように、見た目の工夫をするとより効果的ですね。 強調表現を使用したり、「/」や「|」で単語を区切って件名を作成するのも分かりやすくて良いでしょう。

メール本文を作成

件名の作成ができたらメール本文を書いていきます。 メールの書き方にも様々なビジネスマナーやルールがありますよね。 今回の記事では詳しい解説はしませんが、必要な情報を漏れなく記載するように意識しましょう。 特に日時や金額といった数字には間違いがないよう確認することが重要です。 ビジネスメールの書き方の詳細はこちらの記事で解説しています。 是非参考にしてみてください! 営業後に送るお礼メールの書き方3選 好印象なメールの特徴と文例集 営業メールで新規開拓を成功させるコツ!例文や送信時のポイントを解説

件名と本文の内容が一致しているか確認

件名と本文を両方書き終えたら、送信前に必ず内容が一致しているか確認しましょう。よくあるのが、メール本文を書いているうちに、要件や最も伝えたいポイントが変わってしまうことです。もし確認の段階で、件名と本文の内容に相違があった場合、まずは要件の再確認をしましょう。そもそも最初に確認した要件が違っていた場合には、メール本文の内容に合わせて件名を変更します。逆に要件は合っているが、メール本文を書いているうちに要点が曖昧になってしまったという場合には、本文に修正を加えて件名と本文の内容を一致させましょう。

【シーン別】件名の例文紹介

記事の前半で解説してきた件名作成のポイントやコツを抑えながら、営業シーン別に件名の例文を作成しました。この例文に自分の名前や社名を追加したり、個別案件の情報を記載すると簡単にオリジナルの件名を作成することもできます。よくメールのやり取りをする顧客の場合には、お決まりのワードを入れておくと、自分も相手もメール管理がしやすくなり便利かもしれません。 すぐにでも活用できる例文ですので、是非チェックしてみてください!

新規開拓の営業メール

新規開拓の営業メールは、基本的に営業担当の挨拶や自社製品(サービス)の紹介・提案が主な目的です。営業活動の最初のアプローチですので、相手に好印象を与えるためにもルールやマナーをしっかりと守ってメールを作成しましょう。 例文) 【ご挨拶】〇〇株式会社●●です (自社製品)に関するご提案|〇〇株式会社

お礼メール(アフターフォロー)

お礼メールは訪問や商談の後に送るアフターフォローを目的としたメールです。顧客の購買意欲を維持するため、商談の内容を記録するため、など具体的な目的はいくつかありますが、いずれにしてもメールを開封して内容を確認してもらう必要があります。 受信箱の中で他の営業メールに埋もれてしまわないように工夫しましょう。 例文) 【御礼】〇月〇日訪問のお礼 日程調整のお礼|〇〇株式会社

問い合わせ対応のメール

自社HPや広告から問い合わせを受けた場合には、なるべく早く返信する必要があります。しかし、せっかく早急な対応をしても相手に読まれなければ意味がありませんよね。相手からの問い合わせに対しての回答であることがハッキリと分かるような件名にしましょう。 例文) 【ご回答】〇〇無料デモお申込みについて 【ご回答】〇〇サンプル品の納期について

セミナー誘致メール

セミナーの開催は顧客育成の観点から、力を入れる企業が増加しています。セミナー自体の内容も重要ですが、セミナーへの誘致・集客もとても重要なポイントですよね。メールでセミナー誘致を行う場合には、顧客の興味関心を引く件名を付けることが重要です。 メールを開封し、詳細を確認したいと思わせる件名を付けましょう。 例文) 【〇月〇日(〇)】▲▲セミナーのご案内 【ご招待】▲▲セミナー|〇月〇日(〇)

まとめ

日常的に使用するメールですが、件名を工夫することで開封率の向上や営業効果アップに繋がることが分かりましたね。最近では飛び込み営業や訪問営業に替えて、メールや電話での営業に注力する企業も増加しています。 件名の書き方を理解しておけば、すぐにご自身の営業活動に役立ちますので是非この記事の情報を参考にしてください! BIZMAPSでは、170万を超える企業データを無料で公開。会員登録で月100件までなら無料でダウンロードも可能です。 営業のテストマーケティングを支援させていただくサービスも行っております。 是非、無料会員登録し、詳細内容をご覧ください! 関連記事もチェックしてみてくださいね! 営業メールで成果につなげるためのポイント5選。例文もご紹介 インサイドセールスのメール営業がうまくいく6つのコツ!開封率や問い合わせアップの仕掛けとは? 新時代の営業におけるアポの取り方とは?メールでアポイントを取るためのポイントや例文を徹底的に解説! 新規開拓営業に使えるメール英語例文を一挙ご紹介! できる営業マンは後追い営業で成果を上げる!営業メールの例文と書き方のポイント 年末年始の挨拶メールの書き方は?注意点や文例もご紹介!

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