m.noguchi 0 Comments
セールスエンジニアの平均年収は?営業職×技術職の仕事内容や年収アップについても徹底解説! ビジネスの世界は日に日にITの進化がスピードを増し、今や社会生活においてもIT技術なしでは便利に暮らせない世の中となっています。近年の新型コロナウイルスによる影響で、その便利さをより一層身近に感じられているのではないでしょうか。 そんなIT業界でひときわ注目を集めている職業があります。それはセールスエンジニアです。「セールス」と「エンジニア」を合わせた名前ですが、そもそもこの双方は全く分野が異なるものです。一体、セールスエンジニアとは、どのような仕事なのでしょうか。 今回は、セールスエンジニアの具体的な仕事内容や年収などについて詳しく解説していきます。セールスエンジニアを目指す方や、スキルアップ・キャリアチェンジをお考えの方は是非、参考にしてみてください! セールスエンジニアの魅力ややりがいについてはこちらの記事でご紹介しています! セールスエンジニアの魅力やそのやりがいとは?

セールスエンジニアとは?

セールスエンジニアとは名前の通り「セールス」と「エンジニア」の両方の業務を担う職種を指します。 セールスは営業職、エンジニアは技術職。一見、全く異なる分野の職種に思えますが、最近では営業職×技術職であるセールスエンジニアの需要が高まっているのです。 一般的には「ITに関する専門的な知識や技術を持った営業職」という位置づけです。つまりITに特化した営業職。当然ながら営業職としてのスキルも必須です。 IT関連の製品やサービスを営業する際には、どうしても専門用語が多くなったり前提知識に個人差があったりと難しい部分が多いですよね。クライアントのITリテラシーが高ければ良いですが、そうでない場合にはより分かりやすい説明が必要。相手の知識レベルに合わせた言葉遣いや商談内容を考え、臨機応変に対応するスキルも重要です。 エンジニア関連の他の職種についてはこちらの記事でご紹介しています! プリセールスエンジニアってどんな職業? サービスエンジニアとセールスエンジニア、その違いを解説 フィールドエンジニアとセールスエンジニアの違いは?その役割を解説 技術営業はセールスエンジニアとなにが違う?

セールスエンジニアの仕事内容

セールスエンジニアの平均年収は?営業職×技術職の仕事内容や年収アップについても徹底解説! セールスエンジニアとは、どのような仕事なのでしょうか? セールスとエンジニアを組み合わせた職業をひとつにすることにより、さまざまなメリットが生まれます。クライアントの抱える課題解決の相談から契約締結、システムの導入や運用、導入後のサポートまでを、同じ担当者が受け持つようになれば、ITの知識に不安のあるクライアントにとってこれほど心強いものはありません。 幅広い業務を、多くのスキルによって進めていく、セールスエンジニアの具体的な仕事内容をご紹介します。

技術面のサポートをしながら行う営業寄りのお仕事

電子機器やソフトウェアといったような、IT商材を取り扱うためには専門的な知識を要します。ITの詳細が何も分からないクライアントを相手にすることもある訳ですから、商材の説明以外のサポートも必要になるでしょう。 セールスエンジニアの仕事は、エンジニアの名前が入っているので、技術寄りの仕事だと思われがちですが、どちらかといえば技術面のサポートをしながら行う、営業・コンサルタントの要素が大きいお仕事なのです。ITに特化した営業職とも言えますよね。

営業職に同行し交渉にも関わる

セールスエンジニアの業務はそれぞれの企業によって役割の範囲が異なります。営業職と技術職の両方の役割を完全に1人で担う場合もありますが、営業職に同行し、エンジニアとしての知識や技術を活かして交渉に関わるケースも多いようです。 顧客の新規開拓や商談、プレゼンテーションを主な業務とする営業職だけでは、自社商材のメリット・デメリット等を伝えきれない場合がありますよね。セールスエンジニアが営業職に同行し、自社商材の詳細を伝える役割や導入後のサポートを行います。

技術部門と営業部門、クライアント間を取り持つ役割

セールスエンジニアが商談に同行するのであれば、営業職とエンジニアがペアになって商談に臨めば良いのでは?と思いませんか。しかしエンジニアがセールスのスキルを持っているのと、いないのとでは大きな差があるのです。 そもそもエンジニアは技術職であり、クライアント対応のエキスパートではありません。相手の反応を読みながら話を進めることは、非常に高い営業スキルが必要になるものです。セールスエンジニアは技術者でありながら、それらのスキルを持っているため、技術部門と営業部門、クライアントを取り持つ役割がある職種なのです。

納品後はアフターフォローも

納品後に、アフターフォローをするのもセールスエンジニアの仕事です。 営業担当者に技術的な点を質問してもすぐに答えが返って来ない、システムを担当するエンジニアに契約内容の詳細を聞いても同じく即答できない、といった話はよく耳にします。 その点、セールスエンジニアであれば、運用方法などの技術面だけでなく、契約内容、クライアントが抱える課題等も把握しているので、あらゆる面でスムーズに対応することが可能です。

セールスエンジニアになるには?

本記事をご覧のみなさんの中には、セールスエンジニアへの転職をお考えの方もいらっしゃるかもしれません。セールスエンジニアになるにはどのような方法があるのでしょうか。 現在のご自身の職種やお持ちのスキル、知識、資格などによって選択肢は様々。また、自社内でセールスエンジニアへと転身するのか、他社へ転職するのかによっても異なります。ここではいくつかのパターンをご紹介しますので、ご自身の現状と照らし合わせて考えてみてください!

営業職からセールスエンジニアへ

現在営業職として活躍されている方は、営業のスキルやノウハウは十分に身についていますよね。営業職からセールスエンジニアを目指す場合には、エンジニアとしての専門的な技術を獲得するのが重要なポイントです。 取り扱うIT商材に関連する知識や技術を中心に勉強し、専門性の高い営業職を目指しましょう!

技術職からセールスエンジニアへ

現在ITエンジニアとして活躍されている方は、営業職としてのスキルを身につけましょう。ご自身の専門性は大きな武器になりますが、相手の知識レベルに合わせて言葉を選択するのも営業スキルの重要なポイントです。 ITに関する知識があまりないクライアントに対しても、分かりやすく正確にメリットを訴求できるようにしましょう!

セールスエンジニアへの転職

現在の職種に関わらず、セールスエンジニアとして他社への転職をお考えの方もいらっしゃるかもしれません。セールスエンジニアに限らず、転職では知識やスキルと共に実務経験を重視する企業が多い傾向にあります。 セールスエンジニアとしての経験がない場合には、既にお持ちのスキルやその活用法などを考え提案できるようにすると良いでしょう! 実際にWebで公開されている求人情報を見ると、企業がセールスエンジニアを採用するにあたって重要視しているポイントを知ることができますので、参考にしてみてください!

セールスエンジニアの平均年収は?

セールスエンジニアの平均年収は?営業職×技術職の仕事内容や年収アップについても徹底解説! 営業職とIT技術職、ふたつのスキルを持つセールスエンジニア。セールスエンジニアに興味を持つと、仕事内容と同時に年収についても知りたくなりますよね。 セールスエンジニアは専門的な知識やスキルが必要となる仕事なので、一般的な営業職・IT技術職の年収より高い傾向にあります。しかし、営業職として結果を出すのが重要であり、その結果次第で個人差が大きいとも言えます。 ここからはセールスエンジニアの年収について詳しく解説していきます!

セールスエンジニアの平均年収は約540万円

セールスエンジニアの平均年収は約540万円と言われています。 エンジニアにはさまざまな種類がありますが、それらに比べても高額となります。理由は、エンジニアとしてのスキルに加えて、コミュニケーションスキル、プレゼンテーションスキルなど、セールスに関連する専門的なスキルも必要となる仕事だからです。 営業職、技術職それぞれの足りないスキルを補うことで、営業職からセールスエンジニアへ、技術職からセールスエンジニアへとキャリアアップするケースも多いようです。 セールスエンジニアの育成についてはこちらの記事で詳しく解説しています! セールスエンジニアの育成は研修でフォローアップが有効?

なかには1000万超えの人も

セールスエンジニアのなかでも制御系やハードウェア系は比較的年収が高いと言われています。個人の経験やスキル、年齢などの要素も関係しますが、セールスエンジニアの中には年収1000万円を超える人もいますよ! 専門性の高い仕事なので、平均年収が高いうえ、営業実績次第で報酬がアップするケースが多いのが実情。しかし、セールスエンジニアは豊富な経験が必要になるため、始めてすぐにトップクラスの高収入を得ることは、なかなか難しいでしょう。比較的、国内企業よりも外資系企業の方が報酬は高めです。

勤務先や経験、専門性でばらつき

同じセールスエンジニアという職業でも、勤務先や経験、専門性などによって年収にはばらつきがあります。 セールスエンジニアの年収が高い企業は外資系が多くを占めますが、その分高いスキルと経験を用いて結果を出す能力が求められるのがわかります。また、IT関連のどの分野への専門性が高いか、セールスエンジニアとしての営業成績がどうか、などによって年収にはばらつきがありますので覚えておきましょう。

年収アップするには

現時点で営業やITエンジニアの仕事をしている方なら、セールスエンジニアへ転職・転身することで年収アップできる可能性があります。しかし、営業もエンジニアも、専門性が高い仕事であるうえ、文系と理系というように、異なる分野のスキルを身に付けなければなりません。 そのため、どちらかの職種でエキスパートと言えるほどのスキルを身につけてからの転職・転身がおすすめ。30代以降での転職であれば、キャリアアップや年収アップに繋がりやすいでしょう。 セールスエンジニアは、幅広いスキルを身につけているからこそ、高収入を得ることができるのです。セールスエンジニアへ転職・転身後に更なる年収アップを目指すのであれば、外資系企業への転職、もしくは海外のクライアント対応が可能なレベルになるように英語のスキルを磨くのも年収アップに繋がるでしょう!

セールスエンジニアに求められることとは?

日々進化するIT技術。セールスエンジニアには、常に情報をアップデートする姿勢が求められます。商談の場で「セールスエンジニアよりクライアントの方がIT業界のトレンドに詳しい」「クライアントが注目している最新情報について全く知識がなく、会話が成立しなかった」などという事態は避けたいですよね。 セールスエンジニアとして高い専門性を武器にしている以上、常にIT業界の最新情報をチェックし、営業活動に活かせるように準備しておきましょう。 また、本記事でも何度か触れていますが、IT業界の難しい専門用語や複雑な仕組みを簡単な言葉で解説するスキルも求められます。これはまさに営業職×技術職であるセールスエンジニアならではのポイント。エンジニアとして高い専門性を持ちながらも、営業職として相手に合わせて話しを進めていく能力が重要なのです。 セールスエンジニアに必要なスキルについてはこちらの記事でも詳しく解説しています! セールスエンジニアに必須のスキルは高いITの専門知識 セールスエンジニアは知識更新が重要!その勉強内容とは?

セールスエンジニアのキャリアパス

近年、セールスエンジニアを含むIT人材の需要は高まっています。IT関連の商材は今後も次々に登場し、セールスエンジニアの活躍の場は今以上に拡大していくでしょう。一方でセールスエンジニアの将来性、キャリアパスについて関心をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 本記事でも述べてきた通り、セールスエンジニアは営業職×IT技術職という職種ですから、どちらか一方のスキルを極めていくことも可能。営業職からセールスエンジニアへと転身したが、エンジニアとしてのスキルを伸ばしてシステムエンジニア(SE)になる、ということもできますよね。 システムエンジニアでも営業職のスキルは発揮できますし、システムの開発という、よりITに特化した業務を担うことができます。また、元々はエンジニアだがセールスエンジニアを経験したのをキッカケに、営業職やマネジメントに特化した人材を目指す、というケースもあるでしょう。 セールスエンジニアの将来性についてはこちらの記事で詳しく解説しています! 将来性はどう?セールスエンジニアという仕事

まとめ

近年注目度の高いIT人材である、セールスエンジニアについてご紹介しました。具体的な仕事内容や平均年収、セールスエンジニアになる方法やキャリアパスについても詳しく解説しましたので、セールスエンジニアを目指す方は是非、本記事の情報を参考にご自身のスキルアップ・キャリアアップを目指してみてください! BIZMAPSでは170万を超える企業データを無料で公開しています。 会員登録で月100件までの企業データを無料でダウンロード可能。 営業リストの作成にも役立ちます! マーケメディアは、営業担当者の仕事をサポートする資料のダウンロードサイトです。 セールスエンジニアにとって重要な最新情報や業界のトレンドに関する資料もありますので是非、無料の会員登録をして利用してみてください!

無料で使える企業検索サービス

営業リスト・法人企業リスト