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【営業の種類一覧】それぞれの特徴を把握して営業活動に役立てよう! 営業とは、製品やサービスを販売し企業に利益をもたらす重要な仕事です。より効率的に利益を上げるために、企業は様々な手法・スタイルで営業活動を行っています。 最近では、営業コストの削減や営業職の業務負担軽減、オンライン化やITツールの普及などの影響により、営業の手法やスタイルが多様化していますよね。時代・社会の情勢やニーズの変化などに対応し、新たな営業手法や営業スタイルを模索するのも営業の仕事と言えるでしょう。 今回は営業の種類を8つのカテゴリーに分けて、それぞれの営業の概要を解説していきます。営業職のみなさんは自社の営業スタイルをよく理解すると共に、様々な営業手法・スタイルを知り、より良い営業活動に役立てましょう!

営業の種類:対象顧客

対象とする顧客の違いによって2種類の営業方法があります。対象顧客は営業職が選択するものではなく、企業の経営戦略、営業戦略などによって決定される場合がほとんどです。 営業職への就職や転職の際にはよく使用される言葉なので、違いを理解しておきましょう。 【法人営業】 法人営業はB to B営業とも言われ、法人に対して行う営業を指します。顧客企業の担当者へのアプローチや商談が中心です。 法人営業についての詳しい内容はこちらの記事で解説しています! 法人営業の魅力とは何か?仕事内容やメリット、やりがいから解説!転職のために必要なことも紹介 法人営業とは何か?求められるスキルや適性、BtoCとの違いと最近の傾向まで完全解説! 【個人営業】 個人営業はB to C営業とも言われ、個人に対して行う営業を指します。個人や家族を対象として自社製品を販売します。法人以外の顧客を対象とした営業とも言えるでしょう。 法人営業と個人営業の違いについてはこちらの記事で解説しています! 法人営業と個人営業の違いとは?転職成功を目指すなら知っておきたい8項目の違い!

営業の種類:目的

営業目的の違いによって2種類の営業スタイルがあります。企業によっては担当者や役割を区別し、個別にチーム編成している場合もあります。どちらも企業の売上維持や成長にとって重要な営業ですのでよく理解しておきましょう。 【新規開拓営業】 これまでに取引のない業界や企業との新規契約を目的とした営業です。自社製品の販路拡大や、新たなニーズの発掘といった役割を担っています。新規開拓営業はアポイントの獲得や、顧客との信頼関係の構築などといった、難しい部分の多い営業とも言われています。 新規開拓のコツについてはこちらの記事で詳しく解説しています! 新規開拓の法人営業はなぜキツイ?効率的に進めるための3つのコツとは? 新規開拓のための法人営業の方法とコツとは?オンライン時代を勝ち抜こう! 【ルート営業】 過去に取引実績のある企業への営業をルート営業と言います。販売した製品・サービスに対してのアフターフォローや情報提供と共に、新製品の提案や別の部署への製品販売などを目的とした営業です。 顧客との信頼関係がすでにできている場合がほとんどですので、新規開拓営業に比べてストレスの少ない営業とも言われています。 ルート営業についてはこちらの記事で詳しく解説しています! 法人営業の中で楽なのは、ずばりルート営業!?他の営業との違いや仕事内容・適性を解説

営業の種類:営業形態

営業形態の違いによる2種類の営業について解説します。一般的に企業としての営業方針や営業戦略によって決められる場合が多く、営業パーソン個人が選べるものではありません。しかしそれぞれの特徴を把握して良い部分を参考にすれば、より良い営業活動に繋がるでしょう。 【代理店営業】 代理店営業とは、自社製品を代理販売してくれる代理店の新規開拓をしたり、より自社製品の売上が伸びるようにサポートする営業です。 そもそも、代理店という販売システムにあまり馴染みがない方もいるかもしれません。身近なところでは、保険の契約や携帯電話・スマートフォンの販売といった分野で代理店販売のシステムが普及しています。 そして代理店営業とは、自社製品を代理販売してくれる代理店を新たに開拓し、契約することを目的として営業活動を行うのです。また、契約後も代理店内で自社製品の売上が伸びるように、販売方法の提案やキャンペーンの告知などといったサポートをし、売上の管理をするのも大切な業務です。さらに、代理店では自社製品の他に競合他社の製品も同時に販売されている場合が多いので、営業パーソンと代理店との良好な人間関係の構築も重要なポイントと言えるでしょう。 【商社営業】 商社営業とは、メーカーや製造会社から製品を仕入れ、その製品を自社の幅広い顧客ネットワークを利用して販売する営業です。 基本的にはすでに取引のある顧客へ向けての販売が主な業務です。また、顧客のニーズを先読みして仕入れメーカーを新規開拓したり、顧客からの期待に応えられるような提案をしたりと、業務範囲が幅広いのも特徴です。 扱うのは他社製品で、種類も多いため個別の商品に対しての知識はそれほど深くないのが実情です。しかし多くの製品を扱うからこそ得られる知識や提案力が、商社営業のポイントと言えるでしょう。

営業の種類:手法

営業手法の違いによって2種類の営業スタイルがあります。企業の方針として、どちらのスタイルで営業活動をしていくか決まっている場合もあれば、製品ごとに営業スタイルを使い分けている場合もあります。どちらの営業スタイルもそれぞれにメリット・デメリットがありますので、販売する製品や社会のニーズによって使い分けられると良いですよね。 最近耳にする機会の多い、以下の営業スタイルについて改めて理解を深めておきましょう。 【インバウンド営業】 インバウンド営業とはInbound(入ってくる)という言葉の通り、問い合わせページからの連絡や申込のあった顧客に対してアプローチをする営業です。自社製品に対して興味・関心が高い状態の顧客を相手にした営業ですので、営業パーソンへの負担は比較的少ない営業スタイルと言えるでしょう。 インバウンド営業の関連情報をお探しの方はこちらの記事もチェックしてみてください! インバウンド型インサイドセールスで効率的な営業を実施しよう 自社だけでできる?インバウンドセールスの内製化を検証 【アウトバウンド営業】 アウトバウンド営業とはインバウンド営業の対義語です。outboundという英単語は本来【外国行きの】という意味ですが、【外に向かう】というようなニュアンスを持つため、企業が顧客へ能動的にアプローチする営業スタイルをアウトバウンド営業と言うようになったのです。 アウトバウンド営業の大きな特徴として、企業側がターゲットとする顧客を自由に選べるということが挙げられます。より成約の可能性が高い業界、自社のブランディングに合う企業規模、など具体的なターゲティングが可能なのです。 アウトバウンド営業の関連情報をお探しの方はこちらの記事もチェックしてみてください! インサイドセールス×アウトバウンド型の営業とは オンラインでのインバウンド型、アウトバウンド型営業方法のコツとは?

営業の種類:使用媒体

【営業の種類一覧】それぞれの特徴を把握して営業活動に役立てよう! 使用媒体の違いによって3種類の営業スタイルがあります。最近では感染症対策もあり非対面での営業活動が一般化してきています。それに伴い、オンライン営業ツールやITシステムが発達してきていますよね。営業の基本は対面であると考えている企業や営業職のみなさんは、対面営業の良さを再確認すると同時に、時代の移り変わりに応じた新たな営業スタイルについて理解を深めていきましょう。 【対面営業】 対面営業とは、営業パーソンと顧客が直接対面する形で行う営業スタイルを指します。一般的に営業といえば対面営業を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。 対面営業では、顧客との人間関係を構築しやすかったり、相手の反応を見ながら商談を進めることができたりというメリットがあります。一方で移動にコストや時間がかかることや、アポイント獲得のハードルが高いなどのデメリットもありますよね。 最近では顧客の要望や営業のフェーズに応じて、対面営業と非対面営業を使い分けて効率的に営業活動を進める企業も増えてきています。 対面営業についてはこちらの記事でも解説しています! 対面営業で成果を上げるコツとは? オンライン商談と対面営業、どう違う?比較検証! 【オンライン営業】 オンライン営業は文字通り、オンラインでの営業を指します。感染症対策としてオンライン営業を取り入れた企業も多く、これまでは一般的ではなかった非対面での営業が受け入れられやすい状況になっています。また、オンライン営業に必要な各種ツールやシステムが急速に発達し、より簡単に質の良いオンライン商談が可能になってきています。 オンライン営業やツールについてはこちらの記事で詳しく解説しています! オンライン営業を導入で商談にどんな効果がある? コロナ禍でどう変わった?これからのオンライン営業の必要性とは zoom営業のコツ徹底解説!オンライン営業の知識を総まとめ 【電話営業】 電話営業とはいわゆるテレアポです。テレアポは架電するだけではなく、精度の高い営業リストやトークスクリプトを作成したり、架電先の企業情報を事前調査したりという業務も担っているのが実情です。最近ではテレアポ担当者の業務負担やストレスを軽減するために、架電以外の業務を外部サービスに委託する企業も増加しています。 電話営業についてはこちらの記事で解説しています! テレアポのコツ【例文付き保存版】!法人&個人電話営業成約率アップの極意18選 テレアポリストは営業にとってなぜ重要なのか?その理由と良いリストの条件を解説

営業の種類:商材

商材の違いによって2種類の営業スタイルがあります。扱う商材の種類を決定するのは企業や経営陣ですので、営業パーソンが選ぶことはできません。しかし商材の違いによる2種類の営業スタイルをどちらも理解することでメリット・デメリットや特徴を把握し、より良い営業活動に役立つでしょう! 【有形商材営業】 有形商材営業とは言葉通り、形ある商材を扱う営業スタイルのことです。文房具や家具、電化製品など様々な有形商材がありますよね。製品を実際に見たり触れたりすることも可能で、製品の魅力を伝えやすいのが特徴です。 営業パーソンが製品を理解し、自分も欲しいという思いがあれば、製品はさらに魅力的に映るでしょう。一方で顧客のニーズと自社製品が一致しなければ契約(購入)には至らないので、ニーズのある顧客を探しだすのに時間と労力がかかるのが実情です。 【無形商材営業】 無形商材営業とは、形のない製品やサービスを扱う営業スタイルを指します。ITツールやコンサルティングサービス、人材派遣など形の無い商材は意外と多く存在します。商談の段階では顧客が実際の製品・サービスに触れるのは難しく、製品の魅力や利点を正確かつ的確に訴求するのが難しいのが実情です。一方でヒアリングスキルや共感力、提案能力などの営業職に必要なスキルを磨くこともでき、無形商材営業を希望して就職・転職する人が多いのも特徴です。 無形商材営業に関連する情報はこちらの記事でも解説しています! 【法人営業スキルアップ特集】必要スキルを網羅&無形商材を売るための必須3大スキルを磨く方法を徹底解説!

営業の種類:勤務形態

【営業の種類一覧】それぞれの特徴を把握して営業活動に役立てよう! 勤務形態の違いによって2種類の営業スタイルがあります。近年、営業職の業務負担や営業コストの削減を目的として、営業部門内で担当業務や役割を明確にする動きが多く見られます。ご自身がどちらの営業スタイルであっても両方の特徴を理解し、協力・連携をしていくことが、より良い営業活動のポイントになるでしょう。 【フィールドセールス】 フィールドセールスは外勤営業や外回りなどと呼ばれることもあります。対面営業のために顧客企業へ訪問することが主な業務です。対面での営業活動ですので、臨機応変に対応する力や身だしなみ・マナーを重視する姿勢も求められます。 フィールドセールスとインサイドセールスの連携についてはこちらの記事で解説しています! 連携が鍵!インサイドセールスとフィールドセールスによる営業とは? 【インサイドセールス】 インサイドセールスはフィールドセールスの対義語で、いわゆる内勤営業のことです。営業事務やテレアポといった業務と共通する部分も多くありますが、営業職であるという意味では、求められるスキルや能力に差があることを認識しておきましょう。 インサイドセールスについてはこちらの記事で詳しく解説しています! インサイドセールスとは?今すぐ導入すべき新時代の営業手法を徹底解説【完全保存版】 インサイドセールスを成功させるコツとは?求められる営業スキルと気を付けるべきポイントを解説

営業の種類:その他

専門性の高い3種類の営業について解説します。どの営業も、基本的な営業スキルの他にも求められる知識や能力があり、専門性の高い営業と言えるでしょう。そのため、最近ではキャリアアップの目標として目指す方も多く、注目を集めていますよね。それぞれの営業に必要なスキルや能力、知識についても解説しますので、是非参考にしてみてください! 【海外営業】 海外営業は外国の企業を顧客として営業活動を行います。海外営業を希望する場合には、日本企業の海外営業部や、グローバル企業への就職・転職を目指すと良いでしょう。また、当然ながら語学力が必須です。英語の他にも中国語やスペイン語など、ターゲット企業に合わせた語学力が求められるのです。 さらに海外企業への営業活動においては、日本の商慣習が全く通用しない場面も多くありますので、他国の商習慣や国民性への理解も重要なポイントになるでしょう。 グローバル企業の営業についてはこちらの記事で解説しています! 英語が活かせるグローバル企業の法人営業職とは?求人が旺盛で転職先としても人気高! 【セールスエンジニア】 セールスエンジニアは言葉通り、セールス(営業)とエンジニア(技術者)の両方の側面を持つ営業のことです。営業現場でのオンライン化やIT商材の普及によって需要が高まっていますが、営業としてのスキルの他に高度なIT知識や技術が求められるのでハードルの高い営業職とも言えるでしょう。 セールスエンジニアについてはこちらの記事でも詳しく解説しています! 営業だけど技術職?セールスエンジニアの年収に迫る セールスエンジニアと営業、何が違うの? 【医薬品営業】 医薬品営業はMRとも呼ばれ、医薬品を専門に扱う営業を指します。製薬メーカーが開発・製造した医薬品を医療機関へ販売したり、販売した医薬品の効果や副作用の有無について医師から情報を収集したりするのが主な業務です。 医薬品を取り扱い、医療機関や医師に販売するのですから、当然、医薬品についての高度な専門知識が求められます。また、医薬品使用による副作用の情報も扱いますので、個人情報保護の意識や情報を正確に記録する能力も求められるでしょう。 医薬品営業は製薬メーカーに所属している場合もありますが、医薬品営業を専門に行う企業や製薬メーカーのグループ企業に所属する方法もあります。

営業職の今後

ここまで18種類の営業について解説しました。それぞれの営業に特徴があり、どの営業が自分に合うのか、と考えるキッカケにもなったのではないでしょうか。 実際の営業現場では、ご紹介した18種類の営業のうち、複数の種類を掛け持ちした営業スタイルになります。例えば、法人営業の新規開拓として無形商材のオンライン営業を行う、というようなスタイルです。この場合ですと【法人営業】【新規開拓】【無形商材営業】【オンライン営業】などの営業を組み合わせたスタイルと言えるでしょう。 営業職は企業にとって重要な役割を担っていますので、今後も【営業】という仕事はさらに進化し発展していくことが予想されます。しかし、オンライン化やIT技術が発展してきた影響で、より柔軟に新しいツールを使用したり、営業スタイルの変化を受け入れたりする必要があるのではないでしょうか。業界によっては古くからの商慣習を大切に守っている場合もありますが、社会全体としてはオンラインツールを駆使したり、グローバル化を目指したりという流れがあります。営業職に求められる知識やスキルも変化しつつありますので、現状に満足せず、必要とされるであろう知識を先回りして身に着けておくことも大切です。

まとめ

今回は8カテゴリー18種類の営業をご紹介し、詳しく解説しました。実際には他にも営業の種類は存在しますし、今後も新たな営業スタイルが誕生していくでしょう。営業職のみなさんは、日々の業務をこなしながらも最新の営業情報や社会の流れにアンテナを張っておくと良いですよ! 今回の記事の情報を基にそれぞれの営業の特徴やポイントを理解し、ご自身のより良い営業活動にお役立てください! BIZMAPSでは、170万を超える企業データを無料で公開しています。 会員登録で月100件までなら無料でダウンロードも可能で営業リスト作成の効率化におすすめです。 ご希望に合わせたターゲットリストを作成し、営業のテストマーケティングを支援させていただくサービスも行っております。 是非、無料会員登録して詳細内容をご覧ください。 こちらの記事もおすすめです! 営業リスト購入はお得で有益なデータ販売サービスBIZMAPSを!

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